「窓際族」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成29年11月21日

 

 「退職後がたいへんだ」という思いは、中高年サラリーマン

に共通している懸念事項のようです。

でも、実際は、定年前でも中高年になると、もっと大変な目

に遭うこともあります。

 

   ごく一握りの役員や会社幹部にまで上り詰めつめられる人

を除いて、殆どのサラリーマンは、中高年に達すると間もなく、

自分への会社の評価がそんなに高くないことに気づかされて

しまいます。更に、その内のごく一部は「窓際族」に追いやられる

という悲惨な目に出逢ってしまいます。

 

  「窓際族」の意味は、その言葉通り窓際(常に日光に照ら

されて余り居心地のよいとは言えない場所)に席を配され、

ろくすっぽ仕事は与えられず、それでも会社から排除される

こともなく、ただ居るだけで正社員としての最低限の対価は

得られる「特別社員(考え方によっては結構恵まれている

かも?………)」と定義する人もいます。