平成29年9月11日
人には飽きる癖があります。だから、家での単調な毎日を
繰り返していると、何か目新しいものを求めたいという欲求も
出てきます。
定年退職を迎える友人が、「暫くはノンビリと好きなことを
して過ごしたい」と指折り数えて定年の日を待ち望んでいました。
暫くして、実際に定年となりました。そして、待ち望んでいた
「楽しい生活」を満喫するようになりました。
然し、「楽しい生活」は長続きしませんでした。やがて、そんな生活
にも飽きが来たのです。そして段々と「好きなこと」もしなくなって
しまいました。
そんなとき、心の中に芽生えたのが “現役時代に戻りたいなぁ”という
「どうしょうもない欲求」だったそうです。そして、その「どうしょうもない欲求」が、
日々友人を悩ませたそうです。