平成29年7月15日
私はサラリーマンを辞めてからもう〇十年近く経ちますので、
退職時の感慨などもうはるか彼方“忘却の淵”に行って
しまいましたが、私の友人の中には第2、第3の職場も
勤め上げ、本格的な「リタイア生活」を迎えた人も少なくなくなりました。
そして実際に「リタイア生活」に入ってみて、会社という
「安定した居場所」を失うことが、思っていた以上に大きな
問題だと実感する人も少なくないようです。
会社という安定した「行く場所」が無くなると、
多くのリタイア族は、朝起きたら先ず“今日はどこに行ったら
よいだろうか”という問題に悩むようです。
その結果、電車に乗ってどこかに行こうと思い立つ
ようでして、「遅く出勤して早く帰宅する」私と出会うことが
最近とみに多くなっています。