平成28年11月4日
どこかの雑誌で、とある識者が“日本のサラリーマンあがりの
高齢者というのは、「ソーシャルスキル」を持っていない”という
指摘をしているのを読みました。
つまり、“仕事場では、生産性を高めるための建設的な意見
をいろいろ語れるような男性が、仕事を離れてしまうと、
誰に何をしゃべっていいのか途端に分からなくなってしまう”
という現実があるようなのです。
考えればサラリーマンを卒業した後、近隣住民とうまく付き合う
「ソーシャルスキル」などトンと知らずに行き当りばったりで、
以前とは全く勝手が違う別世界(地域社会)に飛び込むのですから、
そうそうはうまく行くはずもないのですが・・・・。
私も近所の人とは全く会話をしたことがありません。
挨拶されれば応えるだけで、その内に得体の知れない
「独居老人」と思われるかもしれません。