平成28年8月3日
サラリーマン小説の大家と言われた源氏鶏太氏は、
「親友のない人ほどさみしいものはない」と氏の
エッセイ集に書いています。
また、別のところには、「サラリーマンは孤独である」とも
書いています。
やっと長いサラリーマン生活を終え、定年退職を
迎えたサラリーマンの中には、定年の祝杯をともに
挙げてくれる友もなく、ひっそりと会社を去って行く人
もいるようです。
私も最初の会社を退いたときは、そんな状況でした。
でも大勢の中でポツンと一人、友もなく、趣味もなく、
家族運も悪く、加えて職場では出世のチャンスもなく、
人知れず退職するような人は、キチンと最後まで
勤め上げられたことに自負を持っているのでしょう。
きっと「負けてたまるか」という内に秘めた強い心を
持っていることでしょう。