「ネクタイ・アル中」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成28年6月2日


 私が現役サラリーマンだった遠い昔には、「ネクタイ・アル中」

という言葉が酒好き連中の間でひそかに囁かれていました。

「ネクタイ・アル中」とは、「仕事は真面目で結構有能、

外見的にも生活破綻をきたしているようには見えない」タイプの

アルコール大好き人間のことを言っていました。

この時代のオフィスには「ネクタイ・アル中」と呼ぶにふさわしい

サラリーマンが、上司や先輩にたくさんいました。


 あの頃は、日本が高度経済成長を謳歌していた時代で、

サラリーマンは「企業戦士」と言われ、家族のことは後回しで

仕事優先、「24時間働けますか?」という栄養ドリンクの

コマーシャルを聞きながら、世界を股に働いた時代でした。


 「サービス残業」や「パワハラ」、「セクハラ」などが横行し、

今なら「ブラック企業」として批判を受けたことでしょう。

遠い昔の話です。