平成28年3月10日
このところ、随分昔のことが頭に浮かんできます。
記憶に鮮明に刻み付けられているのでしょう。
私は、幼い頃近所の子供たちの「がき大将」でしたが、
チャンバラごっこで遊び回ったあげく近くの「どぶ川」に
嵌まって死にそうになったり、算盤の選手だった
中学時代には股関節炎を患って長い闘病生活を
余儀なくされたりなど何度か人生の分岐点を経験しました。
特に中学生の多感な頃、病院の担当医から“復帰する
まで長い時間がかかること。学校は休学しなければならないこと”
を告げられたとき、ショックのあまり涙が溢れ出たことを思い出します。
そして、その涙が手の甲にこぼれたとき、一緒に聞いていた母が
黙って手ぬぐいを渡してくれたときの顔が今でも鮮明に
浮かんで来ます。
そんな母はとっくにあの世に旅立ち、今度は私があの世に
向かう年になってしまいました。