平成28年2月5日
『日日是好日』という言葉があります。
元々は中国の高名な禅師が説いた言葉で、
小難しい解釈もされていますが、
要は「毎日まいにちが無事で好い日である」
という意味になるようです。
でも、実際の日常生活では、毎日まいにち
嫌なことが一杯起こります。
「日日是好日」どころか、「日日是悪日」と毎日が
悪日の連続なんてこともよく起こります。
“なんの悪いこともしていないのに、なんで私だけ
こんな目に会わなければならないのか。神も仏も
ないものか!”と日頃の不信心は棚に上げて、
自分の不幸を嘆く日も少なくないかもしれません。
私なんかは年が改まっても気持ちは改まらず、
未だに我が不幸を嘆いています。