ひっそりとした「退職」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成27年6月5日


  「親友のない人ほどさみしいものはない」と氏の

エッセイ集に書いています。
また、別のところには、「サラリーマンは孤独である」

とも書いています。


  65歳に達し、やっと長いサラリーマン生活を終え、

定年退職を迎えた団塊世代のサラリーマンの中には、

定年の祝杯をともに挙げてくれる友もなく、ひっそりと

会社を去って行く人もいるようですが、大勢の中で

ポツンと一人、友もなく、趣味もなく、家族運も悪く

、加えて職場では出世のチャンスもなかったとしても、

チンと最後まで勤め上げられた人は、きっと

「負けてたまるか」という内に秘めた強い心を

持っていたからでしょう。


  思えば、私が退職(定年前に辞めました)した

ときも、誰に見送られることもなく、定時にひっそりと

会社を後にしました。


 やっぱり寂しかったです。