高度成長期の日本 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成26年10月31日


 今の日本の元気なさを見るにつけ高度

成長期ごろの元気さを改めて思い出します。

私がテレビを初めて見始めた頃、今でも鮮明に

覚えている番組は、大相撲の両雄であった

栃錦と若乃花の「栃若決戦」です。

両雄が勝ち進み千秋楽にいよいよ雌雄を決する、

ということで、世の中は盛り上がっていました。

私も人並みに盛り上がり、手に汗を握って電気屋

の店頭に置いたあったテレビに見入ったものでした。


  そのころはまた、プロレス全盛時代でもありました。

プロレスの試合の流れはほぼ毎回同じで「最初痛め

つけられていた力道山が、やがて逆襲に出て、最後の

場面で空手チョップを振るって、外人レスラーを

コテンパンにやっつける」というものでした。

力道山が空手チョップを振るい出すとテレビの前の

観衆は大喝采して、日頃の生活の鬱憤を晴らして

いました。


 あのころは、テレビの力道山や栃若の活躍に

「今に見ていろ」の自分の思いを託していたのかも

しれません。活況に満ちた愉快な時代でした。