平成26年7月25日
私がサラリーマンだった頃(もう十数年前ですが)
の男性は、毎日まいにち、セッセと会社へ通い、
辛い会社での出来事にも歯を食い縛って耐え、
私生活の多くを犠牲にし、いつも仕事最優先で、
黙々と働いて来ました。
“何のためそんなに仕事をするの”と聞かれれば、
殆どの人は、“家族のためと”と答えたものでした。
そんな男達が定年を迎え、ある日突然、朝起きても
会社へ行く必要が無くなったとき、はたと思ったのです。
“一体俺は、何をして来たんだろう?これから何をすれば
いいんだろう?”、と。
とまぁ、団塊世代の定年後は、こんな風に思われている
のですが、実際は、そうでもないようす。
趣味や自己啓発やアルバイトや結構自分の気に入った
ことで毎日を快適に過ごしているようです。
何しろ、この世代は激しい競争を経て、自分の住処を
知っていますから。