平成26年6月24日
サラリーマンの職場でちょっぴりうっとうしいもの
といえば、上司や同僚の自慢話かもしれません。
時々なら楽しめるプチ自慢話も、あんまり頻繁
に出てくると、聞き流したくなってしまうのが
人情かもしれません。
ところで、「定年退職後世代」になりますと、
相手を唸らせるようなただ今現在の自慢話は、
それほど多くはありません。
で、自慢話と言えば、専ら昔の、現役時代の
栄光シーンということになります。
でも、これにも限界があります。
いくら物忘れが激しいとはいえ、同じ人に会う度に
同じ話を言っていれば、いくらなんでも
“この話はもうしたな”と思い出すからです。
そこで、次に病気自慢が出てきます。
何とか相手を唸らせるような話をしようと
現役時代と同じような苦労をします。
でも、その内にそんなことはどうでもいいことに
気がつくのです。
この「悟り」の境地に辿りつくにはある程度の
年季が必要ですね。