部下の指導法 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成26年6月20日


 「自分のしてきたことを頭から否定されると、

咄嗟に拒否反応を起こしてしまう」、こんなことは、

実社会おいて誰しもが体験していることではない

でしょうか?

 人は、多かれ少なかれ「見栄」を張りたがるものです。

同時に「そんな自分を見る他人の目」がどうしても

気にかかります。

こんな他人の目を意識する心が、“少しでも自分を

より良く見せたい”という心となって「見栄」を

張ってしまうのでしょう。


 こんな精一杯「見栄」を張って生きてきた人に、

会うなり“そりゃ違うね”とこれまでして来たことを否定

するのは、今までの生き様を否定するようなものです。

言われた人が、咄嗟に拒否反応を起こすのは、至極

当然なのではないでしょうか?


 だから、部下を指導し、改善するコツは、頭から部下の

やることを否定するのではなく、先ず相手の言い分を

受け入れ、それから改善点を自覚させて行くことに

あるのだそうです。