平静26年5月7日
最近は、男性の平均寿命は80歳(60歳男性の平均
余命は83歳)に達しようとしています。
だから、60歳で定年退職しても、その後20年以上も
過ごさなければならないことになります。
「20年という長い時間を自分で埋めるとすると大変だ」
とか「20年あるなら、定年後の人生で、もう1回勝負
できるかもしれない」など、最近は人生80年を意識
して語ることが当たり前になってきました。
ある会社で退職金・年金制度の大幅な改正があった
ときに、50代後半の同期の飲み会があり、
「定年を待たずに退職すると得か損かの議論で大いに
盛り上がった」そうです。
ところが、「それでは辞めて何をするのか」との話題に及ぶと、
急にその場は静まりかえってしまったそうです。
「退職後、何をするか」、これが退職がまじかとなった
サラリーマンの大きな課題となっているようです。