平成25年12月11日
先日、サラリーマン時代の友人達と忘年会をしました。
もうリタイア生活に入っている人も多くなりましたが、
実際にリタイア生活に入ると会社という
「安定した居場所」を失うことが、思っていた以上に
大きな問題だと実感することが多いようです。
リタイアといっても60歳代は、まだまだ身体は元気だし、
気力も充実しています。
だから、何もすることもなく所在なげに家にずっといる
と気が滅入ってしまいます。
本人だけでなく奥さんも、旦那が四六時中ズッと家に
いることには息が詰まり、どう扱ったらよいか戸惑って
しまいます。
そこで結局は、旦那が外に出て家にさえいなければ、
今まで通りで万事丸く治まるということになるのですが、
問題は、そう簡単には「行く場所」が見つけられないと
いうことです。
多くのリタイア族は、朝起きたら“今日はどこに行ったら
よいだろうか”という問題に悩むようです。