平成25年6月8日
とかく、浮き世の風は冷たいもの」とよく
言われますが、
嫌なことが次から次へとこれでもかと
言わんばかりに降り掛かってきた場合、
愚痴の一つも言いたくなります。
そこで、私の場合は、とっておきの愚痴相手の
出番となります。
妻と愛犬(ハナちゃん)です。
何時もの晩酌で、何時ものようにテレビを見ながら
番組の悪口を言い、頃合を見てソッと愚痴を
混ぜるのです。
初めは黙って聞いている二人ですが、グダグダが
長引くと頃合を見て妻が、
“分った、分った。はい終わり!”と声をあげ、
その声に驚いたハナちゃんが“ワン”と続きます。
それで、その日の愚痴は終わりです。
その後、私は黙ってテレビを見、残りの酒を
ぐびぐびと飲んで、晩酌は終わりとなります。
そして翌日は、サッパリとした顔でまた仕事に
出かけるのです。
こんなことを繰り返し乍ら、厳しい浮世を渡って
行きます。