平成25年3月8日
最近、直ぐ傍に住む人の凶悪な事件が増えています。
事件が起きた後、テレビのインタービューで“時々見かける
程度だが、悪い人には見えなかった”などと話している人の
声を聞く事も少なくありません。
私の子供時代は、「隣三軒両隣」と呼ばれた近所の身近な
地域社会が、お互いに見守り、必要があれば助けるという機能
がありました。地域社会の濃密な関係が子供を育ててきました。
然し、今は「隣は何をする人ぞ」の言葉通り、隣近所の付合いが
無くなってしまいました。
そして、昔のあのような地域社会の機能、近所の人とかの日常の
触れ合いに支えられていた「一緒に暮らす」という機能が失われて
しまったのです。
それが、良いのか悪いのか分りません。両方の要素があるのだろう
と思いますが、少なくても隣近所には余り関わりたくないとの気持ち
を持つ人が増えていることがこのような事件の背景にあるのかも
しれません。