平成24年11月26日
年末を控えて、各社とも業績好転を目指して
最大の努力を傾けています。
然し、企業の業績はここに来て随分と悪化して
きているようです。
ある会社の幹部の話によると、今年はどうも赤字を
出しそうとのことで、その赤字へ転落要因は色々
ありますが、最大の要因は「今まで最大・最良であった
お得意さんからの受注が質・量とも厳しくなった」という
ことだそうです。
そこのお得意さんとは、何十年来の取引で相互の
信頼関係も強かったのですが、昨今の厳しい生き残り
競争がこの関係にも、徐々にひびを入れていったようです。
お得意さんのコストへの要求がとても採算に耐えられない
ほど厳しくなっていったとのことです。
日本企業は6重苦と言われる経営環境の悪化の下、
厳しい生き残り競争に立ち向かっています。
ここは、政治も日銀もツベコベと評論家みたいな弁解を
せずに、企業経営の建直しに資するべく最大の精力を
傾けるべきではないでしょうか?