平成24年11月22日
先日、久し振りにサラリーマン時代の友人と
飲み会をしました。
政治・経済色々の話が一通り終ると、
「ところで、今何をしているの」という話に行き着きます。
定年退職した後の過ごし方にはひと夫々に悩みを
持っているようです。
私は定年になる前に会社を辞めたので、最後まで
勤め上げ、定年となる「その日」を迎える気持ちには
正直よく分らないところがあります。
然し定年を迎えたあと、心から打ち込めるものを
見つけ出せず、毎日まいにちを鬱屈した気持ちで
過ごしている人たちの話はよく聞きます。
“長年働いてきたのだから、もう何をして過ごそうと
俺の自由だ”という気持ちは、よく分るのですが、
気力・体力ともに十分な人が、打ち込めるものを
無くして、一日中することもなく、本当の「余生」を
過ごすことになってしまうのはもったいない話だとも思います。
これから益々少子高齢化により労働力人口が減ると
言われています。であるなら、日本のためにも、彼ら
優秀な高齢者の働き場所を確保すべく、政府が至急
検討すべきではないかと思っています。