平成24年11月8日
私は、朝晩の通勤時以外にもお客様のところに
お伺いするときも電車を利用しますので、電車には
普通 の人よりとても多くの回数乗っていることになります。
そして電車には、様々な人が様々な人生をぶら下げて
乗ってきますので、乗車機会の多い私は、乗車してくる人の
夫々の人生模様をほんの一瞬垣間見る機会もとても多い
ことになります。
最近は、都営地下鉄が優先席を増やしましたので、優先席に
ついて思うことしばしばです。
私は右足が不自由なので、朝は始発駅まで戻り、プラットホーム
に並んで優先席に座ることにしているのですが、優先席は殆んどが、
席を必要としない人たちに占められてしまいます。
だから、途中から席を必要とする人たちが乗り込んできても座る席は
ありません。優先席の前に「見るからに立つのが辛そうな人」が立ち、
立っていても何ともなさそうな人が座っている光景は、今はちっとも
珍しくはありません。
先日は、私より余程重傷そうな人が立っていたので、少しは軽傷そうな
私が席を譲ったこともありました。
こんな状態なので、「わざわざ優先席と銘打つこともないのになぁ」と
いつも思っています。