優先席 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成24年10月13日


 今日はいつもより遅くはありますが、オフィスに出ました。

平日朝の通勤時間帯では高齢者など優先席を必要

とする方は余り見かけないのですが、土曜日の朝遅くでは、

事情が違います。

優先席を必要とする方が多く乗車して来ます。

でも、優先席はそれを必要としない頑丈な人で占められて

いることも多いのです。

優先席の前で杖をついた高齢者が黙って立っているとき、

それは間違いなく「座らせてもらえませんか」という意志表示

です。しかし、誰も席を譲ろうとしないときがあります。


この場合、なぜ席を譲って貰えないのでしょうか?
人は誰もが「他人に自分のいいところを見せたい」と

思っているため、やりようによっては複数の人たちが席を譲る

ことも有り得ます。

しかし、それにはタイミングが重要なようです。

それは、本人が自発的に譲ったと思わせるための微妙な

タイミングが必要なようです。

そのタイミングを逃がすと、譲りたいと思っている人でも、

人に言われてから席を譲るのはかっこ悪いという理由から、

わざと知らん振りをする可能性があるのではないでしょうか?


だから、寝た振りを決め込んでその場を切り抜けようとする

のだろうと思います。(勿論、中には自分の信念として他人の

ことなど構わないという人も居るようですが・・・)