東京市場の苦境 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成24年10月6日


 昨日のNY市場で株価は上昇しました。

NYダウの史上最高値は07年10月9日に付けた

1万4164ドルであり、その水準まであと550ドル余り、

史上最高値突破も、もはや時間の問題と言われています。

これに対し、週末の東京市場の日経平均株価の終値は

8863円で、日経平均株価の史上最高値3万8915円

(1989年12月)まで、未だ3万円余りもあります。


これは、いかに東京市場が出遅れているかを現しています。

こうも日本が置き去りにされた原因は、勿論デフレの

長期化、超円高など六重苦による企業経営の不振

であるのは論を待たないのですが、これに何ら解決策を

示さない政治のずさんさ、お粗末にも改めて怒りを

感じざるを得ません。


野田首相率いる政府は、消費増税を含めて国民から

税金を取ること、すなわち増税に命を賭けているようですが、

やはり「景気回復に命を賭けて頂きたい」と、常々思うのです。

首相発言で経済の鏡と言われる株式の「か」の字も聞いた
ことがない、摩訶不思議です。


前の小渕総理が手に握った野菜のかぶを上に上げて

“株上がれ!”とテレビで叫んでいたのを懐かしく思い出します。