平成24年8月13日
私は元来ものぐさなので、人にものを
頼むことは不得手です。人に何も頼まずに
いられたら楽なのかもしれませんが、
そういうわけにもいきません。
しかも我々が人と接するとき、 その目的の
大部分は何かを頼むためであることが多いように
思います。その頼み方によっては、まったく相手に
通じないこともあります。
スーパーに入ると、「いらっしゃいませ」という店の
スタッフの声がします。その言葉には、
“ご来店ありがとうござい ます”という歓迎の意味が
込められています。
しかし、店の中に入って、品定めをしているときでも
“いらっしゃいませ”と言われることがありますが、
それはたいてい“どいてく ださい”という意味も
込められているようです。
直接“どいてください”と頼むより、「どいたほうがよさ
そうだな」と、客に気付いて貰いたいために、その意を
込めて“いらっ しゃいませ”と言っているのでしょう。
この方が「気持ちよくどいてくれるだろう」と人間の
心理を利用しているだろうと思います。
とすれば、この人間の心理を利用して電車の優先席を
占領している「優先的に座るほど、身体が弱っていない」
人たちに気持ちよく席を譲って貰える方法は無いんでしょうか?