定年後の「企業戦士」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成24年4月18日


 団塊の世代が仕事から離れ、年金暮らしに入るとの

報道が続いていますが、先日、何とはなしに見たテレビでは、

定年退職した後、全く仕事に就かなくなった人の1/3程度は

アルコール依存症になってしまうとの番組が放映されていました。


定年後、毎日、家にいるようになっても奥さんはパートに出て

不在だし、子供は独立して不在で、家には一人で残されて

しまいます。何か趣味でもあればよいのですが、生憎、

「現役時代は、企業戦士と言われ、仕事しごとの毎日を過ごし、

仕事以外に打ち込む趣味もない」とすると、

会社に行かない毎日を、本当にどう過ごすかが悩みの種と

なるようです。


そしてそんなとき、手持ち無沙汰にそばにあった酒を口に

含んでみたら、何とはなく気分が落ち着き、飲むほどに、

酔うほどに心の憂さを晴らしてくれ、浮世を忘れさせて

くれることに気がつくわけです。

そして、その後は毎日まいにち酒に救いを求めるということ

になってしまうようです。



テレビの画面の中では、中年の人が、“毎日、朝起きても

することがなく、話し相手もいない。だから気がつくと、

毎日まいにち、1時間おきに酒を飲んでは酔いつぶれて寝て、

起きてはまた飲むという日を繰り返している”と語っていました。



現役のときは、会社で仕事に神経をすり減らし、めでたく

定年退職したら、毎日することが無いために神経をすり減らし、

挙げ句の果てには「アルコール依存症」になってしまうとしたら、

なんと寂しい企業戦士の人生ではありませんか!