平成24年1月4日
弊社は、今日が仕事始めです。
朝の通勤電車は未だ通常よりは空いて
いましたが、それでも思っていた以上に
混んでいました。
厳しい経営情勢を映して「何時までも
正月気分はしていられない」という空気
の反映でしょうか?
昨年は、2月のエジプト・ムバラク政権崩壊
というエジプト・ショックに始った「アラブの春」の
うねり、国内観測史上最大(M9.0)の3.11
東日本大震災、そしてそれに伴う原発事故と
放射能汚染問題の深刻化、更には
ギリシャ・ショックに端を発した欧州財政危機と
世界的景気悪化懸念、一時1ドル=75.32円
まで進行した記録的円高、タイの大洪水、そして
年末の金正日総書記の死去・・・等々、
本当に日本と日本企業にとりましては「一難去って
また一難」どころか、「一難去る前にまた一難」
と災難続きの年となってしまいました。
昨年は、また「想定外」という言葉が随分批判され
ました。
今年はどんな年になるのでしょうか?
それこそ想定は困難な年だろうと思います。
時代は大きく変化しようとしています。
その変化のスピードは、予想以上に早く、大きなもの
のように感じます。
然し私は、そんな変化のスピードとは無関係に“今年も
ただ淡々と過ごして行ければいいなぁ”と願っています。