平成24年1月5日
正月を迎えて楽しみの一つは年賀状です。
今年も沢山の年賀状を頂きました。
その中には、長いサラリーマン生活を卒業して
「悠々自適の生活」に入ると付記してある便りも
少なくありません。
でも、「悠々自適の生活」も暫くすると飽きてしまいます。
ヤッパリどこか「居場所」が必要だと思うようになるでしょう
「男の居場所」としては、手近なところでは、喫茶店が
あります。私もよく行く駅前のドトールなどのコーヒーショップ
では、特に午前中はサラリーマンに混じってシニア世代を
アチコチに見かけます。「新聞を広げる人、本を読む人、
何か分からないけれどテキストで勉強している人、
そしてボーっと何か考え込んでいる人」さまざまな姿を見かけます。
何の準備もしないで定年を迎えてしまった人の「男の居場所」は、
先ずは喫茶店が多いようです。
そしてもうひとつ、定年後に多くの人が一度は向かう先に、
図書館があります。
私もサラリーマン退職後、一時毎日のように(電車に乗って)
通った日比谷の都立図書館では、昼間の新聞閲覧コーナーは
オジサン族が占拠していましたし、閲覧室では、雑誌を抱えて
居眠りするシニアをよく見かけたものでした。
今も多分同じような光景が繰り広げられていることでしょう。
快適な「男の居場所」を見つけるのもそんなに簡単では
ありません。