平成23年9月26日
ある日の夕方の帰宅電車、私が乗り込んだ
車内は結構混んでいました。
私は何時もの通り、空いている吊り皮に
ぶら下がりましたが、暫くすると隣からプーンと
アルコールの匂いがしました。
そして電車が次の駅に止まり、私がボンヤリと
プラットホームを歩いて行く人たち眺めていると
その中にアルコールの匂いを発散していた人を
見つけたのです。
その人は丁度定年を過ぎたくらいの年配の男性
でした。
はじめ私は、“平日の、然も夕方六時になる
前から酒を飲んで酔っ払うなんて、随分と気ままな
毎日を過ごしているもんだ。” と当たり前の感想を
持ちました。
でも、それにしてはプラットホームをトボトボと歩く、
「その人の後姿がどこか寂しげに」私には映った
のでした。そして、その寂しげな後姿を見てから
ハタと気づいたのです。
“きっとその人には、飲まなくてはやってられない、
なにか深い事情があったのだろう”と。
そして改めて思ったのです。
“「人生色々」、人は、はた目には分からない
「人それぞれの事情」を抱えて生きているんだなぁ”と。