平成23年8月2日
私の知り合いで、大手企業を定年退職し、それ以来、
趣味の音楽鑑賞と男の料理に励んでいた人がいます。
でも、毎日、音楽鑑賞だ、料理だと言っていられたのも
2ヶ月ぐらいでした。
後は、やはり家でゴロゴロとしながらのテレビ鑑賞の時間が
長くなったようなのです。
男の料理も最初の内だけで、間もなく昼食も夕食も奥様の
つくられるのを待つようになってしまいました。
一方の奥様は、友人も多く社交家で、「外に行きたいけれど、
夫が家でテレビ鑑賞するようになると思うように出かけられない」
ということで、不満を募らせていきました。
そして、ある日、「ストレスが積もりに積もって、とうとう爆発して
しまった」とのことです。
企業戦士として、仕事最優先で生活してきた団塊の世代の
男は、定年まで一生懸命に外で働いて、「さあ定年だ、
ノンビリしよう」と思っても、そんなにノンビリできる場所はない
のですよ。
考えてみると、「男の居場所」って本当にあまりないようですね。