平成23年3月30日
今日3月29日は、「八百屋お七」が処刑
された日だそうです。
とはいっても、大多数の人は「八百屋お七」って誰?
ということになろうかと思います。
この物語は、今から300年程前の江戸時代の話
となります。
その時代の江戸は、人口100万人を超える
世界最大級の都市でありました。
当時の家屋は木材と紙(襖や障子)で出来ていたため、
ちょっとした火の粉が元で大火となることもしばしば
だったそうです。
「火事と喧嘩は江戸の華」と言われましたように火事は
日常茶飯事でしたが、そんな時代ですから、火付(放火)は
特に重罪で、火罪(火あぶり)をもって罰せられていました。
そんな時代に、お七は火事の非難場所で偶然出会った人が
忘れられずにいて、火事になればまた会えると思ったお七は
放火をしてしまい、そして捕らえられます。
火付けは重罪ですが、お七はまだ16歳であったことを哀れみ、
奉行は”その方、歳は15だろう”(当時は15歳以下は罪を
減じられました)と尋ねるのですが、そんな配慮に気づかなかった
お七は16歳であることを正直に答えてしまいます。
そして、市中引き回しの上、火刑に処せられたのが
今日3月29日だそうです。
いまでいう「少年犯罪」の話ですが、今の時代でも勿論
多くの人を死に巻き込んだ放火が振るされるはずもありません。