平成22年11月29日
今日は晴天で、それほど寒くも無く良い日
です。靖国神社の木々も黄色や赤にスッカリ
色づき、一部は葉を落とし始めました。
時間は、人の悩み、喜び、悲しみなどとは
全く無関係に、刻々と経っています。
先週の土曜日は、私の兄弟が1年に1回の会食会
をしました。7名が中華の美味しい食事を食べながら、
気軽な近況報告と雑談で愉快なときを過ごしました。
もうみんなが老境に入って来ており、あと何回まで
続けられるかなという時期に入って来てしまいました。
みんな和やかな顔をしていましたが、夫々に
厳しい人生を生きて来ました。
何とかここまで辿りついたのですが、これに鞭を
打つような論が今日の新聞で繰り広げられて
いました。
何とかという大学の先生の論でしたが、「団塊の世代
の勝ち逃げを許すな」というものでした。
要するに、団塊の世代は「日本経済の高成長で恩恵
を得たのだから、今の財産の幾分かでも国に寄付し、
恩返しをしろ」という論でした。
これを読んで直ぐに思ったことは、「人に言う前に
自分でしろ」ということでした。
この論者だって同じような年齢なのですから、こんな
ことを新聞に投書するまえに自分や自分の兄弟や知人、
友人達に先ず実行させるべきと思ったのです。
最近は、「口で言うだけの人」の随分と増えてしまいました。