平成22年10月25日
「ひとの人生には、三回だけ自由な時期がある」と言います。
それは、小学校に入る前と、学生のときと、そして定年後
だそうです。
この3つの時期を「時間軸」で見てみると、
第1の幼少期は、生まれて「ものの分別」が分るようになってから
小学校までの大よそ3年くらいでしょうか。
第2の学生の時期も、精々が2年くらいなものでしょう。
然し、第3の定年後の時期はとても長いのです。
定年後死ぬまで20年以上続く人も少なくないでしょう。
だから誰でもが、この時期をそれこそ「第2の人生」と言って、
気合を入れてその過ごし方をあれこれ模索することになるん
でしょうね。定年を迎えた私の同輩・後輩たちの姿をみていると、
この時期のそれぞれの過ごし方は、実にその人らしさが滲み出て
いるようにも思います。
定年という一つの人生の区切りを終え、「第2の人生」へと勇んで
世の荒波に飛び込み、航海して行った人たちは、
今どうしているのでしょうか・・・。
順調に航海を続けているでしょうか?
それとも、どこかの浅瀬に乗り上げて、小休止しているでしょうか?
はたまた、もう航海は沢山と、丘に登ってしまったのでしょうか?