平成22年10月8日
ここのところ、穏やかな日が続いています。
でも、穏やかなのはお天気だけで、人間の世界では
穏やかではないことが相次いでいます。
一向に景気は良くならず、学生は就職活動も思うように
行きません。中高年社員の給料は上がらず、生活は
段々と苦しくなるようです。
円高も一向におさまる兆しも見せず、株式市場も下落
を続けています。
2名の科学者がノーベル化学賞を受賞した目出度い
話題も飛び込んできましたが、ご両人ともご高齢で
受賞した研究も数十年前の業績だそうです。
昔の元気の良かった日本に比べ、最近の日本の
ふがいなさは一層際立ってきました。
道路を歩いていても、昔は人の流れ全体がキビキビ
していたような感じがします。
今は、朝の通勤時にもサラリーマンの人の流れが
ところどころで、途切れます。
そして、必ずというほど、その流れを切らした人は、
歩きながら、携帯をいじっていたり、本を読んでいたり
しています。
私なんかには、そんな行動が信じられません。
後に続く人の迷惑にならないように、道を外して
携帯などをいじることがなんで出来ないのでしょうか?
「人への思いやり」、この言葉も最近の日本には段々と
薄くなっているようです。