平成22年10月2日
今日、オフィスへ向う電車の中で、座っていた私の前に
立っていた二人連れの若い男性の話が耳に飛び込んで
きました。“住んでいるアパートの隣人が夜中に大きな声で
話しているようだけど、素性が全く分らないので怖い”云々
の内容でした。
最近は、「隣人のことをまったく知らない」ということが珍しく
なくなりました。
「どこそこの誰」と分らないまま隣に住んだり、一緒に仕事を
したりすることも珍しくなくなりました。
「相手不詳」は不気味で、相手に対して無責任にも
なりがちです。
匿名化すると人は,普通の規範意識が薄れてしまいます。
人との関係で相手を人と思わなくなってもしまうようです。
生活空間が昔の歩いて行けるご近所から、現在の車で
行き来できる範囲にまで広がって,「どこそこの誰」が必要で
なくなりました。
昔は,ご近所のお店から配達してもらうといったことでお互いに
顔見知りの関係がありました。
現在は,スーパーなどでの買い物はお互いに見ず知らずの
間柄です。
随分と無味乾燥した世の中になってしまいました。