「残心」 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成22年4月30日


 今日は、ゴールデンウィークの谷間となる

出勤日です。

休みを取っている人が多いのかなと思っていましたが、

電車の中もオフィス街を歩くサラリーマンも多く、

予想外に出勤している人が多いようです。

中小企業は、未だまだ業況の悪化に苦しんでいる

会社も多く、おちおち休んでもいられないのでしょう。


ところで、

鳩山内閣の支持率が急降下しています。

思えば、民主党は先の総選挙で予想もしないような

大勝をしてしまい、何でもかんでも前政権の政策を否定する

ことが正しいことだと驕り高ぶったところがあったようにも感じます。


武道におきましては、勝負が決した後も、相手を意識しながら

反撃を瞬時に返すことができるよう身構えている精神の状態を

「残心」と言い、試合において残心がないと勝敗無効とされる

こともあるそうです。例えば剣道の試合においては一本取った事を

喜びガッツポーズなどすれば、奢り高ぶっていて残心が無いと

みなされ、一本を取り消される場合もあるそうです。


これは、政治でも経済でも同じだと思います。

「勝っているときこそ、謙虚でなくてはならない」ということ

なんでしょう。