厳しい世の中 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成22年3月4日


 今日は昨日と打って変って寒い日です。

そして、経済も政治も寒い状態が続いています。


一部大企業では、業況が底打ちから上昇に向った

とのニュースが流れますが、中小企業では、未だ底が

見えない業績の落ち込みに悩んでいる企業が数多く

あります。


先日、赤字決算をやむなく、未だ赤字から脱出できない

会社の社長さんから話を伺う機会がありました。

その話によると、赤字への転落要因は色々ありますが、

最大の要因は「今まで最大・最良であったお得意さん

からの受注が質・量とも厳しくなった」ということだそうです。

そこのお得意さんとは、何十年来の取引で相互の信頼関係

も強かったのですが、昨今の厳しい生き残り競争がこの関係

にも、徐々にひびを入れていったようです。

お得意さんのコストへの要求がとても採算に耐えられないほど

厳しくなっていったとのことです。


その要求を断れば、取引をきられます。

泣く泣く、コストダウンに応じれば従業員の首切りをしなければ、

赤字決算を強いられます。


従業員の雇用を何時まで守れるか、体力勝負だと社長さんは、

笑っていましたが、その笑いは悲痛でもありました。


益々厳しい世の中になってきたようです。