平成21年11月10日
ここのところ、忙しくてブログを書く暇もありません。
こんな日を続けていると、フッと旅に出たくなります。
仕事をほっぽり出して、小旅行が出来たら、どんなに
良いだろうと思います。
今は、紅葉のシーズンです。靖国神社の木々も大分
色づきました。
ニュースによれば、
栃木県日光の紅葉シーズンも最終章を迎えているそうです。
そして、その日光の代表的な名物には『湯葉』があります。
もともと寺方の精進料理として発達したもので、肉や魚類に
代わるたんぱく質として古くから作られてきたそうです。
やがて、神社や寺への参拝客にも供されるようになり、それが
評判を呼んで定着、日光の名物になったそうです。
大豆をすりつぶしてしぼり、その汁をゆっくりと過熱し続けると表面に
薄い黄金色の膜ができます。その膜を竹の棒などですくい上げた
のが生湯葉です。
生湯葉は、たんぱく質や脂質などが含まれて栄養価の高い、
しかも消化吸収がよい食品で、これを豪快にワサビ醤油をつけ
て食べるとまるで豆腐のトロです。
日興に出かけ、紅葉を楽しんだ後、生湯葉を肴に一杯やりたい
ものだと思います。