平成21年3月24日
これは数年前に聞いた話です。
忙しく働いていた一人の男が定年になり急に
暇になったそうです。よくある話です。
暇にはなったものの家事は何一つできない。
金を稼ぐという仕事を無くした男は奥さんや家族の
厄介ものになってしまうのかとも思えました。
ところが男の母親や奥さんがあそばせて置くのはもったいないと、
家事をその男に教えはじめました。男もそれまで会社で仕事に
取り組んできたように家事に真剣に取り組んだそうです。
そうすると持ち前の几帳面さで見る見るうちに家事を覚え、
最後には奥さんよりよくできるようになったばかりか、
家族の中では欠かせない必要な存在になったそうです。
家事も仕事だと思って徹底的にやったのでしょうね。
この話を聞いたとき、いい話だと思いました。
家事に真剣に取り組む男の満足げな表情が頭に浮かびます。
何事にも心から打ち込めば、「浮かぶ瀬もある」という
ことなんだろうと思います。