平成20年12月15日
大分前になりますが、作家の童門冬二さんが執筆された
「サラリーマン生態学(いきざまがく)」の中で、大変興味深い話
がありました。
「Qさんは万年課長だ。今まで何度か部長昇進の機会があったが、
理由があってうまくいかなかった。しかし、人事異動期になると、
Qさんは獅子奮迅の活躍をする。自分ではなく部下の売り込みだ。
そのセリフが、『オレのような無能課長を支えてきた有能社員だ。
ぜひ昇進させてやってくれ』というキマリ文句だ。
人事関係者は苦笑する。しかし、けっこうQさんの主張は通る。
そのため、『社で出世するなら、まずQさんの部下になれ』というような
冗談が半分本気でささやかれている。Qさんは無能ではない。
逆に有能だ。ただ、正義感が強い・・」
多くの会社では、この反対に「部下の手柄は自分の手柄、自分の
失敗は部下になすりつける」という上役が多いのではないでしょうか?