平成20年9月12日
ここのところ、株は暴落を続けているし、こんなとき
頼りにしたい政治では、自民党も民主党も選挙受けを
狙ったバラマキ政策しか言いません。
これでは、「この国はどうなってしまうんだろう」と本当に危惧します。
そこで、久しぶりに「孫氏」の兵法を読み返してみました。
そこには、リーダーとしての条件が述べられています。
「進んで名を求めず、退(しりぞ)いて罪を避けず」
(成功しても名誉を求めず、失敗しても責任を回避しない)
孫子はこれをリーダーの条件としてあげています。
功績を誇らないとは、すなわち謙虚ということになり、その謙虚の
反対は傲慢です。
では何故、謙虚であることが望ましいのでしょうか。
「老子」の本にも、次のようにあります。
「背伸びして爪先で立とうとすれば、かえって足もとが定まらない。
自分を是とすれば、かえって無視される。自分を誇示すれば、
かえって排斥される。自分の功績を誇れば、かえって非難に
さらされる。自分の才能を鼻にかければ、かえって足を引っぱられる」
オレがオレがと出しゃばったり、とかく目立ちたがったりするタイプは、
どうやら東洋の世界観では、リーダーとしては失格のようです。
でも、
今度の自民党の総裁選挙に限らず、サラリーマン社会でも
日本では、どうも「オレがオレがと出しゃばる人」が結局は良い目を
みるようです。