平成20年3月18日
今日も暖かい日が続いています。
来週には、桜も花を開いてくるでしょう。
中国古典に、「花は半開を看る」という一文があります。
これは、「満開に咲き乱れている花は確かにきれいだが、
すぐに見飽きてしまう。だから、満開よりも五分咲きぐらい
の方に、かえって花の風情があるのだ」という意味だそうです。
確かに、満ちたりた状態というのは、だれでも願うところではあります。
しかし、それが果たして「幸せなことなのかどうか」、都云う点には
ついては、よくわからないのが本当のところだろうと思います。
周りから見て、なんの不自由も心配もなさそうな人がいます。
しかし、そんな人に限って意外に深刻な悩みをかかえていたりします。
満ち足りた状態とか、頂点とかいうのはおおむね長続きしません。
いや、むしろ、そこまで登りつめたら、満開の花がすぐ散っていくように、
転落する日も近いと覚悟すべきです。
だからいよいよ悩みも尽きないということになるかもしれません。
それを考えますと、満開、絶頂はあまり気分のよい状態ではない
のかもしれません。
むしろそこまで登りつめないで、ほどほどのあたりが理想ということ
になります。
もっとも、私なんかは何に対しても、いつもほどほどなので、
一度頂点というものを味わってみたいと思っているのですが・・・・