平成20年1月8日
お正月も終わり、世の中も平常通りに
動き出しました。
電車もいつも通りに混み始め、また、痛勤電車
に戻りました。
朝夕の通勤は、私にとって本当に痛勤です。
でも、キチンと毎朝電車に乗って通勤できる
のは未だ恵まれていると言う人もいます。
格差社会という言葉が出て来て、その実態も
報道されています。
ワーキングプアという事例も見えてきました。
石川啄木の世界が健在のようです。
先日、NHKの報道特集「激流中国」で、中国の
小学生の猛烈な勉強状況が報道されていました。
毎日毎日、夜遅くまで勉強しないと授業に追いついて
いかないそうです。
その背景には、「子供だけにはいい大学に行かせて、
いい就職をさせて、豊かな暮らし」をさせたいという
親の切なる思いがあるようです。
[自分は、辛い思いをした。子供にはこんな思いを
させたくない」という親の願望です。
子供と親が集団で討論する場面は、みんな真剣
そのものでした。
私には、年端も行かない子供の“もう疲れちゃった!”と
いう言葉が心に響きました。
子供の頃から「もう疲れた」人の一生は、それは厳しい
ものがあるかもしれません。