平成19年8月15日
今日は、終戦の日です。
朝から靖国神社には、参詣する年配者の姿が絶えません。
神社の前の道路には、右翼の街宣車と機動隊の大型バスが
ビッシリと並んでいます。
こんな風景を見ていると、私の幼かった頃のことを思い出します。
私の家(今は昔の姿はありません)の前の路地には、紙芝居屋が
水飴や酢昆布を自転車に積んでやってきたものでした。
紙芝居の題目は「黄金バット」が多かったことを覚えています。
夕方になると、空き家の壁からコウモリが一斉に飛び立ち、
軒先にはツバメの巣もありました。
そして、毎年ツバメが巣をつくるのを楽しみにしていたものでした。
近くの家の庭には、イチジクの木があり、その木が実をつけると
家人に見つからないように、ひっそりと実を落とし、口に入れました。
そのときの、イチジクの甘くて美味しかったこと。
背信のドキドキ感も含んで、なんともいえないほどの美味しさ
でした。
当時はまだ、工場跡などが焼け野原のまま草が生い茂って
いました。
私たち子どもは、大きな工場後の野原でチャンバラや缶けり、
悪漢探偵ごっこをしたものです。
小学校の校庭には二宮金次郎の薪を背負った銅像があり、
夏は、この校庭でラジオ体操が行われました。
毎朝参加すると出欠表に参加印を押してくれるのですが、
その参加印を貰うのが楽しみで、毎朝必ず通ったものでした。
こうやってパソコンに向かっていると、次から次へ走馬灯のように
懐かしい場所、親しかった人達が浮かんできます。
でも、今は私の頭に浮かんでくる親しい人も、両親も亡くなって
しまいました。
随分と長い時間が経ったものです。
そして、本当に寂しくなったものです。
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