社会保険庁の解体 | 人事労務日記~所長のつぶやき~

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人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成19年6月30日


  昨日深夜国会で、社会保険庁改革関連法が成立して、

社保庁の解体が決定しました。


それにしても、この組織で働く者のいい加減さは、他に例がないほ

悪質であったようです。


今日の読売新聞朝刊で、東日本の社会保険事務所で働く職員が、

「手を抜くのが当たり前の職場、「解体されても仕方がない」、

「決められたことをしないから、こんな組織になってしまった」。

と語ったとの報道がありました。


取材に応じた社保事務所の中堅職員の男性は、解体の運命をたどる

自らの職場についてあきらめ混じりの口調で以上のように語ったとの

ことです。


更に、新聞報道によると、
「男性が社保事務所で働き始めたのは1980年代。一通り業務を覚えると、

職場の異常さに気づいた。指導してくれた先輩職員が、自分に教えた通りに

仕事をしていない。例えば、年金番号をきちんと確認しない、窓口を訪れた人

に給付額を丁寧に説明しない、昼休みになると窓口に人が来ても無視する

……。」

とも語ったとのことです。


若し、こんなことが本当だとすると、この組織は全く無責任でいい加減な組織だ

と思います。チョッと信じられません。


こんなことをしていたら、民間組織なら即潰れてしまいます。


役人が本当は「公僕ではなく、自らの組織のために働く私僕」であることは、

半ば公然のことでしたが、社保事務所がここまでヒドイとは全く信じられません。


今回、新聞で取材に応じた職員も、ここに来て、このような内情を暴露

するんなら、何でモット早くに、内部で改革しようと動かなかったのでしょうか?

「問題にならなければ、みんなして楽をしよう」との魂胆だったんでしょうか?


民間組織で育った私の感覚からすると、「職場がこんなテイタラクだったとしても、

プロとしての職業倫理があれば、少なくない人数の人たちがこんな職場風土

を変えようとの動きをするものじゃないだろうか」と思うのです。


それが、今回問題が起きる前に全く出なかったということに、私は驚いています。


社会保険庁の歴代長官は厚生労働省(旧厚生省)高級幹部の

天下りポストで、1~2年で交代していたそうです。

だから、在任中を大過なく過ごせばいいという感覚が生まれ、

これが「働かない役所」を生み出す要因ともなったようです。


こんな組織は、やはり潰して全く新たに出直すより仕方がないと思いますし、

役人の天下りも無くさなければイケナイと思います。



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