「仕事」ということ | 人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務日記~所長のつぶやき~

人事労務コンサルティング事務所を経営する所長が日々の業務について思うことを綴ってます。

平成18年8月12日


 今、外では雷が激しく轟いています。雨足も激しくなりました。

事務所は、私一人なので、上半身裸で「仕事」をしています。


何か、“本当の夏なんだな”という感じがします。


昨日は、近くの居酒屋の話をしました。

居酒屋と云えば「和民」という居酒屋チェーンがあります。

この名前の由来は、“自らを居食屋と称する”から来ているんだ

そうです。


つまり、
「飲むだけでなく、食べるだけでもなく、時間、空間を楽しむ」場面
が求められている点に着目し、そのマーケットを「居食屋」と名づけ
て「和民」業態を投入したとのことです(同社HP)。

一般的にこのように具体的な企業名を出すと、反発を感じる人も

共感を感じる人も相半ばします。
それは、どんな企業にも良い面もあれば、悪い面もあるからでしょう。


では、「和民」の良い点を見てみましょう。
HP(ホーム・ページ)には、以下のような、まともに読めば奇妙に
感じる記述があります。

<人が生まれてきた目的は、人として持って生まれた美しい資質

=人間性を高めることだと信じています。そのために人は夢を持ち、

夢を追い続けるのです。その夢が叶うか叶わぬかは、実は重要なこと

ではなくてそのプロセスの中、周りの人の幸せに関わることで人として

成長することが大切だと思います。
そのプロセスの中で、いかに感動し、いかに自分自身の幸せを感じら
れるかが大切だと思います。(同社HP)>



「回りの人の幸せにかかわることで人として成長すること」とは、

つまりは仕事を通じた、他人や世間への「貢献」を言っているのでしょう。


本当の意味での「仕事」とはある意味では、これだとも云えると

思います。


「貢献」を目的にした、そのための「方法の発見し、それを

実行すること」、この過程も含めて仕事というのだと思います。

「仕事」では、皆お金を貰います。

そのお金は自分以外の外部から来るものです。


だから、外部への貢献がなければ、仕事をしたことには

ならなく、外部または他人にコスト(犠牲)を負担させただけになるとも

云えます。


だから、「仕事」ということは、権利や権限からではなく、

“自分が外部または他人、あるいは組織、または顧客にできる「貢献」

から考えることだ”と云えるのだと思います。



このように、考えると私の「仕事」は、本当にクライアントに「貢献」

しているかどうかが、本当の意味での「仕事」の価値ということなのでしょう。


この点では、私どものオフィスは十分「仕事」をしていると

に自信を持っているのですが・・・・・・


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