平成18年3月27日
愈々厳しい冬も終わり、春が来ました!
日本経済も厳しいリストラの時期を乗り越えて、多くの企業が業績を回復しているという景気の良いニュースが流れています。市場も流れは「上げ相場」になってきたようです。だけど、中には未だ厳しい冬の時代を過ごしている企業も少なくのです。このような企業は、これから、更に一段の経費削減と営業力の強化に邁進していかないと生き残れないのです。これらの会社にとっては、周りの環境が好転しているだけに自らの立場を一段と厳しく感じている事でしょう。
ところで、私も零細企業の所長として、事務所営業のため、アチコチに出掛け、色々な人と出会いますが、“人は見掛けでは分からない”ということを直に感じることも多々あります。例えば、骨の折れた仕事の帰り居酒屋で一杯引っ掛けた後、“フラッと立ち寄ったスナックに、先ほどまで厳しい顔で話しをしていた社長が女の子にニヤついていた”というたぐいの話しはよくある事ですね。
以下このような事例の幾つかをご紹介しましょう。
(1)事例Ⅰ
最近店の売り上げが落ち込み、どうしたものかと思案していたレストランの主人のところへ、グルメ雑誌の覆面審査員が自分の店にやってくるというニュースが入ります。そしてその当日、店にやってきたある紳士を審査員だと思いこんだ店の主人は、その紳士へのサービスに励みますが、隣の客がうるさくて仕方がありません。あんまりうるさいので、“出てゆけ!”、と怒鳴ってしまいました。ところが、覆面審査員は怒鳴ってしまった普通の客の方だったのです。これは『ザ・シェフ』の一場面ですが、このように、ただ者じゃない人が普通の格好をしてさりげなく登場する話はよく聞くところです。
現実の世界でも、好評を博するさまざまなドラマや作品の多くは“普通の格好をした才能ある人たち”によって作られているのだろうと思います。
(2)事例Ⅱ
二つめの話はある人から聞いたその人の個人的な経験です。ある駅のホームで電車を待っていたとき、見覚えのある人が立っていることに気がつきました。その人はさっきまで自分が受けていたセミナーの講師でした。
この人は、今なら知らない人はいない、某ゲームメーカーのえらい人で、セミナーではいろいろとおもしろい話が聞けたそうです。
セミナーを受けた人なら、この人が“ただ者じゃないことは理解できる”と思いますが、そうではない人たちには普通のオジさんに見えるはずです。
このように、人は見掛けだけでは中々本当の姿は分からないものです。
然し、私たちのように、営業する立場にいる場合は、“その人の見掛けから、
その人なりをある程度推察して”話題を持ちかけていかなくてはならないのです。実に難しいものだと思います。とすれば、結局“人を見掛けで軽んじてはいけない”という当たり前のことが、とても重要になるのですね。
だって、
“普通じゃない人たちというのは、我々のすぐそばにいて、そこに漂う空気を吸い込みながら、この世の中を動かしているのかも知れない”からです。
見掛けでその「普通じゃない人たち」を軽んじて扱ったら、あとでヒドイシッペ返しに会うこと間違いなしだからです。
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