西日本の皆様、ご無事でしょうか?

 

連日の豪雨災害ニュースに、

ほんとうに胸が詰まる思いです。

 

犠牲になられた方のご遺族の悲しみはいかばかりかとお察し致します。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

並びに、

一人でも多くの方が無事救助されることを、

心より願っています。

 

 




私は幸い、広島市に住んでいますが、

被害がほとんど無い地域だったので、

何事も無く過ごせています。

 

そして、

"いつも通りの日常"だと思っていた日々を、

よりいっそう有り難く感じさせていただいています。

 

 

 

 

通い慣れた道が寸断されていたり、

知り合いが避難生活をしていたりすると、

 

被災していない身でも、

なんだか落ち着かない気持ちになります。

 

 

けれどもやはり、

しっかりと生活を営むこと、

心身ともに健康を保つことが、

私に出来る最初の一歩だと思っています。


 



 

どれだけ何かを失ったように見えて、

自分のことのように涙が流れたとしても、


それでも、本人以外の誰かが、

何かを失ったのだと、

決めつけてはいけない。



被害がなかったからこそ、

心を強く持って、


自分の周りの、誰か1人にでも、

少しばかりの希望を照らせるようにと、


全ての始まり、

「行動」を起こしていくつもりです。



 



 

最後に、

たまたま手に取って開いた本の文章を、

シェアさせてください。

 

 

 

-------------------------------------

 

「私には果樹園と子どもがあり、

死ぬ時まで変わらないような毎日の生活がありました。

 

ある年のこと、作物がいつもより出来がよく、

私たちはみんなでメッカに行きました。

 

私は人生でまだやり遂げていなかった義務を、

やり遂げたのです。

 

私は幸せに死ぬことができると思うと、

とてもうれしかったものです。

 

 

ある日のこと、大地が揺れ始めました。

そしてナイル川が堤防をこえてあふれ出しました。

 

そんなことは他人には起こっても、

自分には絶対起こらないことだと思っていました。

 

私の隣人は、

その洪水でオリーブの気を全部失ってしまうのを

恐れました。

 

私の妻は、

子どもを失ってしまうのを恐れました。

 

私はじぶんのもっているものの

すべてがだめになるだろうと思いました。

 

結局、土地は荒廃し、

私は他に生きて行く方法を見つけなければなりませんでした。

だから、今、こうして、らくだ使いをやっているのです。

 

しかし、その災害は私にアラーの言葉を理解させてくれました。

 

人は、自分の必要と希望を満たす能力さえあれば、

未知を恐れることはない、ということです」

 

 

出典:「アルケミスト」パウロ=コエーリョ

 

 

 

-------------------------------------------------------

 

 

私の家は仏教なので、

アラーのなんたるかに詳しいわけではありませんが、

 

今、

必要があって私に届いた言葉なのかもしれないと思い、

シェアさせていただきました。



すごい偶然なのですが、

たまたまページを開いたら、

この文章だったんです。


「アルケミスト」は大好きな本の一つで、

灯台のような存在。


 

 


現在被災されている方には、まず、

日々を守ってくれる物資が届くことを願っています。


 

同じように、

もどかしさややるせなさを抱え、

この言葉を必要としている方に、

届きますように。

 





(「灯台のような存在」とか言っておきながら、
角が朽ちてしまっていてすみません。
わが家の本棚は、子どもの襲撃の的なのです。)


 

 

 

 



 

 

--------------------------------------------------------

【究極の自己満足 野田夏梨】

★「究極の自己満足」試し読みはコチラから←

 

★電子書籍はコチラ→Kindle

 

★全国発送のご注文はコチラから↓

click→通販SHOP「安芸ん堂」

 

 

【内容】

「この本には、知りたいことの全てが載っていました」
 

旅、思春期、大切な人の死、恋愛、

結婚、仕事、子育てなど、
33歳の著者が赤裸裸に告白する、人生の出来事。
著者の経験や感情を通して新たな感性を示す、

哲学的エッセイです。


「私」という鏡は、
どんな「貴方」を映し出せるだろうか。


!! 笑いや涙、様々な感情が沸き上がるので、
人前で読まない事をおススメ致します !!

---------------------------------------------

 

↓店頭販売情報一覧↓

 

【ホリデイ書店】

広島県廿日市市城内1-7-6

 

【廣文館書店】

★広島駅

2F  J CAFE横 新幹線店

5F  駅ビル店

★金座街本店

★アルパーク天満屋

4F サンリオランド横廣文館

 

【Social Book Cafe ハチドリ舎】
広島県広島市中区土橋2-43

 

-------------------------------------------------------------

このブログは、2017/6/24に出版予定の

著書公開を中心としたエッセイです。

「旅」「日常」「アート」「子育て」「女」「家族」

をキーワードに綴っています。

よろしくお願いします。

 

※私の記事はシェア、リブログともに自由です

 

 

 

 

 

 accessory brand 【Spancall88】

https://www.spancall.net/

Instagram

https://www.instagram.com/spancall88_art.accessory_

 

コチラのブログでは何度もお伝えしているが、

私は子育てし始めの頃、

 

理想とのギャップに

苦しんだ経験がある。

 

 

「聖母幻想」

https://ameblo.jp/nodakarin94/entry-12283072537.html?frm=theme

 

「産後クライシス解消法」

https://ameblo.jp/nodakarin94/entry-12267455739.html?frm=theme

 

「人生で一番泣いた日」

https://ameblo.jp/nodakarin94/entry-12330602325.html?frm=theme

 

 

 

 

さまざまな事実を受け入れるまでには

ひどく落ち込むこともあったが、

 

幸いにも職業柄、

「何に辛さを感じているのか」

という、

自身の感覚にはとても興味があったので、

 

その究明に向け、

人一倍体当たりしてきたのではないかと、

勝手に自負している。

 

 

 

 

 

例えば、機械が故障したら、

直すためにまず必要なのは、

何処が壊れているのかを探し当てること。

 

 

人の心も同じで、

不調の原因を探し当てなければ、

改善しようも無く、

 

苦々しくとも、

それと向き合い味わうことは、

避けられない工程でもある。

 

 

 

 

 

私はここ数年、自分の感情を、

言語化しながら整理整頓しつづけた。

 

 

 

そして、そこで突き止めた、

"原因と思われる現象"たちを、

 

 

家族に伝えてみたり、

友人に相談したり、

時にはコーチングを学んでみたりしながら、

 

その都度、改善を試みた。

 

 

その甲斐もあってか、現在は、

ほとんどの悩みが解消されているのだ。

 

 

 

 

 

私も人間なので、

大なり小なり常になにかしらはあるけれど、

 

この過程で編み出した自己救済の術は、

確実に、

「私の世界」を変えてくれたもの。

 

 

それらが、

万人に効果があるという実証は無いけれど、

 

もしも子育てに、

苦しさを感じている方がいらっしゃれば、

参考程度に読んでいただければ、

幸いである。

 

 

 

 

 

 

さて。

 

お世辞にも『素晴らしい親』とは

言えない私ではあるが、

 

そんなこととは関係無しに、

わが家のこどもたちは、

とてもしっかりしている。

 

 

 

 

例えば、

もうすぐ3歳半になる娘は、

 

私が朝起きると既に、

着替えを全て済ませていることが

頻繁にある。

 

 

そして、

「おかーさん起きて」と

起こしてくれるのだ。

(そして私は粘り強く起き渋る)

 

 

 

 

もちろん、

着替えていないこともあるが、

 

 

私「今日何着るの?」

 

娘「うーんとねぇ、お花ー!」

 

私「お、いいねー」

 

などという、

一連の会話をすれば、

 

自分で服を取りに行って、

自動的に着替えをするので、

 

「着替えなさい」

と声をかけることは、ほぼほぼ無い。

 

 

 

 

その代わり、ではないが、

どんな服を選んできても

文句は言わないようにはしている。

 

 

明らかに「暑そう」であったりすれば、

一応「暑くない?」とは聞くが、

 

本人が「大丈夫」と言えば、

深追いもしない。

 

 

 

彼女はお洒落が好きなので、

自分で選ぶことが楽しいのだろう。

 

服装に関する様々な失敗も、

自分で体感しなければ学べないので、

その機会を奪わないように心掛けている。

 

 

 

 

 

 

 

トイレトレーニングも、

私がしたことといえば、

シールを買ってきたことくらいだった。

 

 

トイレで用が足せたら、

シールが貼れるというシステムだけ提供し、

成功すれば、共に喜ぶ。

 

 

それでゆるゆるとやり続け、

二ヶ月くらいで完了した。

 

 


 

もちろん何度も失敗はしたが、

いつか出来るようになることはほぼ明確なので、

(なぜなら現在、私の同級生にいまだオムツの人は居ない)


お互いにプレッシャーは感じていなかった。

 

 


何より一番気楽だったのは、


子どもがオムツを卒業できなくて困る理由が

「(親が)人目が気になる」以外に

見あたらなかったので、

 

『だったらそんなものは気にしない』と、

あらかじめ決めていたこと。

 

 

 

 

そう。

育児の悩みのほとんどは、

この言葉で解決するのだ。

 

 

 

 

 

ある時ふと、

 

「言うことをきかせたい」と

躍起になっていたことが、

 

彼らの将来のためではなく、

自己保身のためだったと

気が付いた。

 

 


 


礼儀正しくマナーを守って。


子どもにそうさせられなければ

親失格な気がして、


彼らの模範的行動で、

自分を肯定しようとしていた。



周りから『駄目な親』だと思われていないかと

怯えていたのだ。


 

※参照「人目を気にせず生きる方法」

https://ameblo.jp/nodakarin94/entry-12385350846.html

 

 

 

 

 

その、

自分の勝手さに気が付いてからは、


 

「いい母」になりたいという思いを捨て、

「いい子」という概念を捨て、

 

誰にどう見られるか、よりも、

子どもとの関係性、

子どもの方向性を、


出来る限り優先した。

 

 

そして何より、

彼らに対し、

正直で居ることを、心掛けた。

 

 

 

 

 

変に機嫌をとったりせずに、

 

してくれて助かったことには、

「ありがとう助かったよ」

と毎回伝えるが、

 

いらないものはいらないと、

きちんと伝える。

 

 

 

してくれて嬉しい行為には、

「ありがとう嬉しいよ」

と伝え、

 

悲しい行為には、

「母さん悲しいわ」

と、伝え続けた。

 

 




冒頭で話した、

娘が自発的に行うお着替え。



これを定着して行うようになったのは、


自分で着替えてくれた際に毎回、


「自分で着替えてくれてありがとね〜

かあさんめっちゃ助かるわー!嬉しい!」

と、

そのお礼を伝え続けたからなのだと思う。

 

 



 



"悲しいこと"については、

その場での即訂正、即反省は、

期待しないことが大切な気がしている。

 

 

 

その場で即、悲しかったことは伝えるが、

そこに留める。

 

無理に謝らせたりせず、

痛かった、悲しかった、などを

出来るだけ具体的に伝えるだけ。

 

 

 

「お母さん貴方に叩かれて痛くて悲しい」

だったり、

 

「ばぁば叩かれて痛かったって。

かわいそうだね。ばあばごめんね」

と、代わりに先に謝ってみせたりして、

 

 

叩くと相手がどんな思いをするのか、

その場合大人はどんな行動をとるのか、を、

伝えつつ、

 

たとえ反省していないように見えても、

深追いはせずに、

子どものタイミングを待った。

 

 

 

 

 

すると、驚くべきことに、

かなり後になってから、

 

「かあちゃんさっき痛いしてごめんね」

などと、

自発的に謝ってくれるようになったのだ。

 

 



 

小一時間後のこともある。


半日経った後のこともある。


次の日に言ってくることすらある。

 

 

 

 

 

こどもの表現は、

大人とは違うのに、

 

かつての私は、

その場で反省した"そぶり"を見せるまで叱ったり、

謝るまで詰め寄ったり、

 

彼女に、

大人的な[パフォーマンス]を求めていた。

 

 

親である私の"気が済む"方法を、

強要していたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

1歳半の息子は、

今まさに、机に登りたいシーズン。

 

何度言っても登るので、

その都度おろすのだが、

 

今はただ、それでいいのだ。

 

 

 

 

娘の時にはそれが分からなくて、

どうしたら伝わるのかを悩み続け、

きちんと教えられない自分を恥じた。

 

 

 

けれども、そうじゃなかった。





今、娘はもう、

机には登らない。


「あー机に登っちゃダメよ!」

と、

弟に諭したりもする。





 

伝え続けていれば、いずれ必ず、

登らなくなる日が来る。

 

その日が来るまで、

淡々と伝える、

 

 

それだけで、よかったのだ。

 

 

 

 

 

スプーンで、バケツの水を満たすように、

針と糸で、1針1針縫うように、

 

毎日を積み重ねる。

 

 

その結果は、

忘れた頃に、必ず見えて来る。

 

 

 

 

 

 

 

「今はこれで大丈夫」

 

これが、

私がこの三年半で学んだ、

育児的合言葉。

 

 

 

ちゃんと伝わってるから、

焦らなくて大丈夫なのだと、

 

娘がその存在で、

教えてくれたのだ。

 

 

 





比較は幸せを招かない。


隣の芝生が青かろうが、赤かろうが、

うちは石畳だから関係ない。


そうやって、家族共々、

生きていこうと思う。

 

 




 

 

最近では、

 

「いつもご飯キレイに食べてくれてありがとうね」

と言われるのが嬉しいのか、

 

幼稚園から帰ると真っ先に、

リュックを開いて、

空っぽになったお弁当箱を見せてくれる娘。

 

 

「かあちゃん、嬉しい?」

 

と、聞きながら、

嬉しそうな顔をしている彼女を見て、

 

私はもう一度、嬉しくなるのだ。

 

 



広島市西区商工センター
泉美術館

 

 




 

 

 

 accessory brand 【Spancall88】

Instagram



--------------------------------------------------------

【究極の自己満足 野田夏梨】

★「究極の自己満足」試し読みはコチラから←

 

★電子書籍はコチラ→Kindle

 

★全国発送のご注文はコチラから↓

click→通販SHOP「安芸ん堂」

 

 

【内容】

「この本には、知りたいことの全てが載っていました」
 

旅、思春期、大切な人の死、恋愛、

結婚、仕事、子育てなど、
33歳の著者が赤裸裸に告白する、人生の出来事。
著者の経験や感情を通して新たな感性を示す、

哲学的エッセイです。


「私」という鏡は、
どんな「貴方」を映し出せるだろうか。


!! 笑いや涙、様々な感情が沸き上がるので、
人前で読まない事をおススメ致します !!

---------------------------------------------

 

↓店頭販売情報一覧↓

 

【ホリデイ書店】

広島県廿日市市城内1-7-6

 

【廣文館書店】

★広島駅

2F  J CAFE横 新幹線店

5F  駅ビル店

★金座街本店

★アルパーク天満屋

4F サンリオランド横廣文館

 

【ジュンク堂書店】

★福屋広島駅前店10F

 

【Social Book Cafe ハチドリ舎】
広島県広島市中区土橋2-43

 

-------------------------------------------------------------

このブログは、2017/6/24に出版予定の

著書公開を中心としたエッセイです。

「旅」「日常」「アート」「子育て」「女」「家族」

をキーワードに綴っています。

よろしくお願いします。

 

※私の記事はシェア、リブログともに自由です

 

 


私たちは常に、

自分が放った感情の跳ね返りに

当てられているのだと思う。

 

 

「あの人にこう思われているかもしれない」

という恐怖は、

即ち、

かつて自分が誰かに抱いていた感情そのもので、

 

それはほとんどの場合、

真実ではない。

 

 



 

 

 

私は母になりしばらくの間、

娘と一緒にパン屋に入ることさえ

ためらっていた。


 


あの狭い空間で泣き叫ばれたらどうしようと

考えただけで怖くて、

 

誰もいない、声の響かない、

川沿いのベンチに座りに行くので精一杯。


 

スーパーで泣かれて、

買い物をせずに出たこともある。

 

 

 

 



なぜ私はこれほどまで、

「子どもに泣かれること」に

耐えられなかったのか。

 

 



よくよく根源を探って初めて、


【かつて自分が誰かに抱いて来た感情】に

追いつめられていることに、

気が付いたのだ。

 

 

 

 

 

 

私は独身時代、

『専業主婦は気楽なもの』と思っていた。

 

 

家庭の悩みなんて、

仕事のそれに比べたら、

取るに足らないもの、


仕事で結果を出すことこそが、

素晴らしいことなのだと、

思っていた。


(これは恐らく私の生育歴とも関係しているが、また少し話がずれるのでとりあえずは横に置いて進める)

 





これまで様々な職場で働いてきて、

様々なクレームを対応してきたのだから、

 

子どものそれくらい、

笑顔でにこにこやり切れると、

根拠の無い自信にも満ち溢れていた。

 

 


泣き叫んでいるこどもを横目に、

 

「うるさい」

「親の躾がなってない」

「親が悪いから子がこうなる」


などと思いながら、

厳しい視線を彼らの親に向けた。

 

 

 


夜中、

上の階から聞こえて来る

泣き止まない赤ちゃんの声を聞きながら、

 

「なぜ泣き止ませないのだろう」

「なぜそれくらい出来ないのだろう」


と、

本気で思っていたのだ。


 

 

 

 


 

ところがどうだろう。

 


いざ蓋を空けてみると、

 

自分が今まで

「なぜあんなことも出来ないのか」

と冷たい視線を送って来た『親』に、

 

いやむしろ、

それにすら届かないほどの、

『(私の概念の中の)残念な親そのもの』に、


自分自身がなっていたのだ。

 

 

 



 

 

あまりにも苛立ちすぎて、

畳に八つ当たりをするダサい自分。

 

 

泣き叫ぶ我が子に、

何の手も施せない情けない自分。

 

 

彼らに拒否されている自分が、

親として恥ずかしくて、

親失格だと責められているようで、

怒りでそれを誤摩化した。

 

 





皆がこうなるわけではないだろう。

私はもともと小さい子ども遊ぶのが苦手なことも、

原因の一つだと思う。

 



 

 

それでも、恐らくだが、


他人に対して厳しい視線さえ向けていなければ、

私は、あんなにも苦しまずに済んだのだ。

 

 

 



あのとき、

 

「こどもだからそんなこともあるよね」

と、見守れていたら、

 

「こどもだからこんなこともあるよね」

と、思えていたかもしれない。

 

 

 

 

親のそれとは関係のない子どもの性格もあるのだろうと

想像力を持てていれば、


全責任を親になすりつけることはなく、

自分自身も、

その呪いに苦しまずに済んだかもしれないのだ。

 

 





思い込みも、多分にあった。



「子宝」とはいい言葉にも見えるが、

宝とは即ち財産(所有物)。


日本特有の、

子の全てが親の手にあるという概念を、

知らずのうちに継承していたのだと思う。





『もはや一家心中しかない』的思考は、

海外に行くと驚かれる概念だそうで、


この猟奇的な発想は、

子の全責任が親にあるという、

なかば洗脳にも近い思い込みが原因と言える。





 

産み落とした時点で、

自分とは別の人間なのだ。


それこそ性格や特性は、

神の采配でしかない。




自分以外の人間なのだから、

思い通りになるはずもなく、

思い通りにしようとしてはならない存在なのに、


コントロールしようと躍起になっていた。



頭でわかっているつもりで、

心が理解していなかったのだ。





 


 

 私がこの摂理を体感したのは

たまたま『育児』だったが、


これは、

すべてのことに当てはまる法則だ。

 

   



例えば、

ぶりっ子を毛嫌いする女性は、

もちろん総じて、ぶりっこをしない。

 

あんな女になりたくない、

ダサい、恥ずかしいと思っているから、

自分がそうなることが許せないのだ。

 

 


ところがそれをあまりにも徹底していると、

『甘えること』との境界線を見失い、

 

好きな人と2人だけの空間ですら、

もたれかかることが出来なくなったりする。



本当にそういう性格ならいいが、

もし、そうでないとしたら。






素直に甘えられなくて、

大切なものを失うこともある。



他人に向けた自分の感情で、

自分の本質を抑えつけることがいかに不毛か、


もはや議論の余地はない。


 

 

 




人目を気にして

思ったままにふるまえない人は、

奔放に生きている人に苛立ちを感じるし、

 

 

他人の外見に何かを思えば思うほど

自分の外見に縛られて

優越感と劣等感の間を彷徨い、苦しむ。

 

 



 

他人のパートナーをジャッジして来た人は、

その数だけ自分のパートナーの選択肢を狭めるし、



他人の失敗にほくそ笑んだ人には、

失敗のできないハイリスクな人生が待っている。

 








それらが良いか悪いかは、

別次元のことなのだと思う。





人の命の在り方すら、

時代に左右され一定ではないのだから、


偏見にまみれた、

ほんの小さな自分の価値観で

何かに良し悪しつけることは、


それこそ世界に、

なんの意味も果たさないのだ。









ただただ、心の中で、

他人を裁くことから足を洗えば、


自分の可能性が無限に広がる。



それを知った以上、

そうしない理由など見つからないほどに、

自由な世界がそこにある。










究極を言えば、

だれも「私」のことなんて見てはいない。



芸能人への批判すら、

たまたまそのニュースを通りかかった何処かの誰かが、

自分の様々な欲求を満たすためだけに吐き捨てた、

道端のガム程度のもの。



その芸能人に対して、

継続的に本気で何かを思っている人など、

ほとんどゼロに等しいはずだ。







ほとんどの人が、1分後には、

その人のことなど考えてすらいない。



そんな他人のきまぐれに怯え、

耳を貸すことの方が、


人生全体で考えてみれば、

よほど懸念すべき問題ではないだろうか。









逆に言えば、

誰かの何かを認めた分だけ、

自分のことも認められるようになるということでもある。






他人をジャッジして

自分の選択肢を狭めて生きるか、



誰かを認めて、

自分の可能性を広げて生きるか。







全ての選択権はいつだって、

自分の手の中にある。



もちろん私は、

認め合う世界を選ぶ。








accessory brand 【Spancall88】
Instagram






--------------------------------------------------------

【究極の自己満足 野田夏梨】

★「究極の自己満足」試し読みはコチラから←

 

★電子書籍はコチラ→Kindle

 

★全国発送のご注文はコチラから↓

click→通販SHOP「安芸ん堂」

 

 

【内容】

「この本には、知りたいことの全てが載っていました」
 

旅、思春期、大切な人の死、恋愛、

結婚、仕事、子育てなど、
33歳の著者が赤裸裸に告白する、人生の出来事。
著者の経験や感情を通して新たな感性を示す、

哲学的エッセイです。


「私」という鏡は、
どんな「貴方」を映し出せるだろうか。


!! 笑いや涙、様々な感情が沸き上がるので、
人前で読まない事をおススメ致します !!

---------------------------------------------

 

↓店頭販売情報一覧↓

 

【ホリデイ書店】

広島県廿日市市城内1-7-6

 

【廣文館書店】

★広島駅

2F  J CAFE横 新幹線店

5F  駅ビル店

★金座街本店

★アルパーク天満屋

4F サンリオランド横廣文館

 

【ジュンク堂書店】

★福屋広島駅前店10F

 

【Social Book Cafe ハチドリ舎】
広島県広島市中区土橋2-43

 

-------------------------------------------------------------

このブログは、2017/6/24に出版予定の

著書公開を中心としたエッセイです。

「旅」「日常」「アート」「子育て」「女」「家族」

をキーワードに綴っています。

よろしくお願いします。

 

※私の記事はシェア、リブログともに自由です

 

 







現在、私のわらじは3足。

エッセイストの他に、
イベンター、アクセサリーデザインなんぞを
させていただいておりまして、

昨日は、
アクセサリーの撮影をして参りました。




私は、
フォトショ的なものがほとんど使えないので、
なるべく写真加工をしなくて済むようにと
シュチュエーションにこだわりましたよ。




こんな感じ。



いい感じに自然光が入る空間だったので、
満足の仕上がり。

ちょっと異星っぽいイメージです。





そして、
バシバシと撮っていきました。



シルバーのヘッドアクセ、
イヤリング、ネックレス、ブレスレット
服はシースルー素材。作りました。




大振り煌めきぶらぶらイヤリング。
カラフルに、艶やかに。
服は私物。




ブラックイヤーカフ。
クールに決めました。
こちらも服は私物。





今回いっしょに撮影をしてくれたのは、


【モデル・機材貸出】
合同会社LIM 
ソーシャルコミュニケーションデザイナー
山下ミカちゃんと、


【ヘア&アートメイク】
Ulysses Diva
エアブラシメイクアップアーティスト
須美ひろ江さん(なっちゃん)

のお二人。




私は、
アクセサリー、衣装、空間展示プラス、
カメラにも挑戦させていただきました!


今までブツ撮りはしていたのですが、
対モデルさんとの撮影は初だったので、
最高にぎこちなくスタート。



モデルのミカちゃんには、
アクセサリーブランドを始めて以来、
何度もモデルをお願いしているので、
リードしていただきながら、
すすめていきました。





そして、
今回新たに仲間に加わってくださった、
エアブラシメイクアップアーティスト
なっちゃん。


この、エアブラシってのが、
ほんとに凄くって!

皆さまエアブラシって知ってますか?



色の発色が良いのに、
水で簡単にOFF出来るから、
めちゃくちゃスムーズに撮影が出来ちゃう
魔法のアイテムなのです。



こんな感じで、
色を吹き付けていきますよ。


本気出せばアバターも出来るやつです。
カッコいい!





今回は、5パターンのメイクを。



1
顔や体にブラックライン

2
ゴールドシャドウ&カラフル水玉

3
クールメイク

4
ブラックメイク

5
赤いツケマオン!


それが3時間以内に撮影込みで出来ちゃうんだから、ほんと凄いですよね〜


ブライダルでのタトゥー消しや、
背中のニキビ痕消しもやってらっしゃるので、
広島のプレ花嫁の皆様は
要チェックですよ!

めっちゃ綺麗になります。







さて、そんなわけで、

写真撮影が楽しすぎて
ご覧の通りアクセサリーは脇役でしたが、、、笑



もともとアクセサリーは、
誰かの魅力を引き立てるべきものなので、
これでいいのだと思います。

楽しいし。







最近の、
アクセサリー関連のそれこれは、

20代の頃にしていたパティシエールの経験が
活きているなぁとしみじみ。




顔(お皿)に、
何を(素材)、どう彩るか(盛り付け)、
はもちろん、



撮影時のオペレーションをいかにスムーズにするかのシュミレーションや、
片付け動線のイメトレなんかは、

レストランの、息つく暇も無い、
デザート出しの経験があってこそ。



どうやったら、
スムーズにお客さまにご提供できるのか。
お待たせせずに済むのか。

そして、
自分がピンチにならなくて済むのか。
(ここ重要)


それらの課題に真剣に取り組んで、
自分なりに考えて行動してきた経験は、
ちゃんと細胞に染み付いてるんですよね。



必死でやり抜いたからこそ、
絶対に、その後の人生で、
活きてくる。

これはもうほとんど100%。





パティシエール時代から、

「至高のプリン」的な、
基本を極める系のものは作れない私でしたが、

今まで見たことのないもの、
見た瞬間テンションが上がるものを創りたいと、
試行錯誤してきました。



これからも多分、
どシンプルに美しい指輪は創れないけれど、

見たことのないものや、
着けただけでテンション上がるものが、
創りたい。



私は私の道を行こうと思います。



私&ミカちゃん&なっちゃんで、
記念撮影して終了!



ちなみに本日は、
重たいカメラで三時間挑んだ影響か、
全身筋肉痛です。笑



【spancall88 】
HP
インスタグラム
インスタアートワーク







昨日は、

コチラでも何度か告知させていただいたトークイベントを開催しましたので、

ご報告をさせていただきますね。

 

↓開催のきっかけはコチラ↓

https://ameblo.jp/nodakarin94/entry-12373274024.html

 

 

 

 

34年生きて来て、

最近ようやく気が付いたのですが、

私はどうやら雨女のようで。

 

 

珍しく浮かれて遊園地に行こうと、

USJ行きを試みた日に、

まれに見る暴風雨に見舞われ、

 

その予備日にしていた日にも、

まれに見る暴風雨。

(もはや"まれ"でも何でも無い)

 

 

まぁ、この日は、

沖縄の台風をも蹴散らす

スーパー晴れ女を同伴していた為、

入場と同時に雨がやむという奇跡で

どうにか降雨回避したものの、

 

あわや、大惨事。

 

 

 

 

そこで、よくよく思い出してみると、

 

ハネムーンでグアムに行った時も、

出来たてほやほやの台風に直撃して

(発生から直撃まで一時間強)

一日ホテルで映画を見たし、

 

小中高の運動会や、

様々なイベントの際に

結構な確立で雨が降った記憶が甦り、

 

「あれ?もしかして、、、?」

と、

疑いを持ち始め。(人生史上初疑い)

 

 

 

そんなわけで、昨日もバッチリ、

結構な豪雨でした。

 

私が雨女なのか、の、

答えは出そうにありませんが、

(認めたくない)

 

「何かの始まりの日に雨が降るのは幸運の雨」

とも聞いたことがあるので、

 

そちらを信じて

「ラッキー」と思うことにしております。

 

 

 

さて、そんな御陰さまで、

交通の便も少し乱れたのか、

皆様の集合もぱらりぱらりと。

 

ゆるやかな開始とさせていただき、

逆にそのブレイクタイムが場を和やかにして、

珍しく緊張せずに会を始めることができました。

 

さすが幸運の雨!

 

 

 

今回のイベントコンセプトに、

「今日一番着たい服を着て来る!」

というものが有りましたが、

みなさまバッチリカラフルな装いでのご来場。

 

 

今回は、

コチラのコンセプトを柱として、

進めて行きましたよ。

 

 

 

 

まずは、僭越ながら、

私のお話から始めさせていただきました。

 

大体こんなことを、より詳細にお話しました↓

https://www.spancall.net/introduction

 

 

 

そして、ミカちゃんの、

ステップアップストーリーへ。

 

ミカちゃんのお話は、

実は私も初めて聞くことがたくさんあって、

 

まるで聴衆のように

「へー!」などと生リアクションしながら

横で聞かせていただいて。

 

 

粉を水で溶いて焼いて食べていた時代から、

(しかも生焼けで食中毒に!)

社長へ成り上がるまでの

山あり谷ありのストーリー。

 

もはや、

テレビの中で聞くような物語でしたね。

色んな意味ですごすぎる。

 

 

とことんまで自分と向き合って、

自分を切り刻んで、

足をそこに置いてでも前に進んで来た彼女は、

やはり、美しく、かっこ良い。

 

何かを成す為に必要なのは、

『覚悟と行動の二つ』なのだな、と、

改めて感じました。

 

 

 

 

最後の質問コーナーでも、

有り難いことに

いくつかご質問いただいたのですが、

 

 

それに答えて行く中で、

自分の中で再確認できたことや、

 

参加で来てくださっていた

お姉様がたからのアドバイスなども入り交じって、

主催とは名ばかり、

勉強になることばかりで。

 

 

 

自分を表に出すのは

勇気が要ることだけど、

 

同じようにやっている人は、

そういうことをちゃんと分かってくれているし、

見守ってくれる。

だから安心してやっていけば良い。

 

と、

 

アドバイスのようでいて、

自分自身に言い聞かせるような、

そんなことの連続でした。

 

 



 

結局、

こちらのやる気を削ぐような、

ネガティブなことだけ言う方は、

『傍観者』だったりするんですよね。


それが例えば善意だったとしても、

 誰かの理想を"私が"叶える理由は、

どこにも無い。



無責任な批判と視線を恐れて

何も踏み出さないのは、

ほんとうにもったいないことだと思います。


 


 

人は自分を映す鏡と言いうように、

自分の在り方次第で、

目の前の景色はがらっと変わる。

 

『覚悟と行動』。

 

 

 

 


今後も、どこかの誰かの、

 

"ガラッと景色が変わるきっかけ"

を作っていけたらいいなぁと、

 

心から思いました。

 

 

 

私もミカちゃんも、

『役割』から解放されることで、

自由になった人間で。

 

 

「普通はこうよね」

という、自分の中で勝手に創り上げた

『虚像である普通』が、

 

いかに無駄なものであるか。



そしてここで、

『役割を脱ぎ捨てる』に、

辿り着くのです。

 



 

今後も、役割や殻を、

叩きつけて破り捨てる暴れん坊な仲間を、

もりもり集めて行きたいと思いまーす!!!

 


写真には写っていませんが、

2歳10ヶ月のレディも来てくれていましたよ。

英才教育!

 

 

 

同じ目的で開始した、

ひろしまジン大学内のプロジェクト

「SPICE RING」のメンバーとのイベントも、

10月に開催予定なので、

そちらも引き続き楽しみの一つ。

 

http://hirojin.univnet.jp/subjects/detail/372

 

会場は、

広島T-SITEさんを予定しています。

 

どんなイベントになるのか・・・

私も楽しみです!

 

 

 

 

 

最後、ミカちゃんと2人で、

「わたしたち、とりあえず行動だけはしてきたね」

と、

頷き合って、終了。

 

 

そして、、、

 

私のアクセサリーブランド「Spancall88」

モデルでもあるミカちゃんに、

6/27発売の「anan」掲載予定の写真も

撮影させていただきました。

 

無修正でこの美しさ。

 

 

 

こちらの写真は、

「CLASSY.Wedding spring&summer」

に掲載中ですので、

お見かけしたら覗いてみてください〜^^

 

 

【Spancall88】HP

https://www.spancall.net

 

【インスタグラム】

https://www.instagram.com/spancall88_art.accessory_/