東京農業大学ラクロス部 男子 -94ページ目

リーグ戦への想い 主将 馬上 涼太

リーグ戦決起ブログ

平素より大変、お世話になっております。
2019年度主将の馬上 涼太です。
まず東京農業大学ラクロス部男子の関係者の方々、OBOGの皆様、ご家族の方々、応援してくださる方々へ日頃のご支援やご声援に感謝の言葉を述べさせていただきます。
誠にありがとうございます

さて、リーグ戦初戦を明日に控えました。
ここで皆に伝えたいことがあります。

1つ目
本番への不安や期待

リーグ戦、特に初戦を迎えるにあたって不安になることがあると思います。
どれだけ努力しても「やってきたことは正解だったのか」とか思う人もいるんじゃないでしょうか。
自分もその一人だった。でしたというか今でもそうです。

そんな人に伝えたい。
皆さんは「星の王子さま」というお話を知っていますか?
この本が教えてくれたことは「最初から正解などない。それに費やした時間や熱量、想いがやってきたことを少しずつ正解に変えていってくれる」ということです。運命の人とかに当てはめる人が多いと思うんだけど彼女どころか女っ気すらない僕にはラクロスしかあてはめるものがありませんでした…。まあ、YouTubeでオリラジのあっちゃんが説明してくれる動画もあるので見てみてください。笑

今年はみんな、本当によくついてきてくれたと思う。自分の中ではこんなに考えて、行動して、失敗して、また考えたことはない。
皆も、まだやれたとか後悔がある人もいるかもしれないけどこの一年間、がんばったよね!
このラクロスに費やした時間が、熱量が、想いがやってきたことを正解に変えていってくれる。あとはやってきたことを100%だしきるだけだ。

ではどうしたら「100%」をだしきれるのだろうか。
これはちょくちょく言ってるけど、たくさんの人の「想い」を背負ってフィールドにたつこと。
試合に出れないメンバー、自分たちのために全力でサポートしてくれるMG、数少ない休日や貴重な時間を自分たちのために使ってくれたコーチ、自分たちのためにたくさん動いていただいた大石先生、スタンドで声あげてくれる方々、応援してくれる友達、いままで農大ラクロス部を創ってきた先輩方、こんな不規則な生活でも協力してくれる家族、そして努力してきた過去の自分。他にももっとたくさんの人の協力や応援を得てフィールドにたっていることを忘れないでほしい。
それがわかってたら全力でやらないわけにはいかないよね。軽いプレーはできないよね。GB1個、切り替え1回、フライにしても全力でやらなきゃ。
一人で頑張りすぎるのはよくないけど、少なくともこの「想い」だけは背負ってプレーしてほしい。100%だせるはず。


2つ目
ラクロスを「楽しむ」


明日はついにリーグ戦です。
そこでこんな言葉を思い出しました。
去年、リーグ戦のアップのときに偉大な先輩がくれた言葉です。
「今まで練習きつかったこともあったけど、今日はそんながんばってきた自分へのご褒美だから。やりたいことやってこい」

この言葉で一気に緊張と不安が吹き飛びました。

ご褒美タイムなのに縮こまってちゃもったいない。
相手のプレッシャーや試合の緊張感すらもご褒美タイムってなら楽しめない?

明日はせっかくの最初のご褒美タイム。
勝ったから楽しいんじゃなくて、楽しいから、楽しんだから勝てたラクロスをしよう。
見てくれる人たちを魅了しよう。


以上。伝えたいことは述べさせてもらったけど長くなってしまいました。
ようは、今までがんばってきたんだから実力はある。たくさんの人の分まで全力でやりきって楽しもうってことです。そしたら、絶対に勝つ。

最後に自分の想いを。

AT陣
キャプテンなのに頼りないプレーしかできなくてごめんな。
でも、おれはおれでやってきたことがある。
その無尽蔵な体力と持ち前のキレでどうにかパスくれ。絶対、決めてやる。

同期たち
ほんとここまで支えてくれてありがとう。
ついてきてくれてありがとう。自覚はないかもしれないけど皆が引っ張ってくれたからこのチームは強くなれました。
あと少し、力を貸してください。
一部にいくその日まで。
あなたたちと出会えてよかった。


後輩たち
今年のキャプテンはどうだったかな?
自分なりにできることはやってきた。たよりなかったかもだけどついてきてくれてありがとう。
辛いとき、苦しいときみんなの明るさが救ってくれたこともたくさんあった。
明日も全力でぶち上げよう。

コーチ陣
今まで本当にありがとうございました。
正直、最初のほうはミーティングにいくのがめちゃくちゃ嫌でした。
でも、そのおかげで成長できました。
まだ、すぐ顔に出たりムッとすることもあるけどその恩返しに勝利を届けます。
このコーチ陣のもとラクロスができたのは人生の誇りです。


明日は初戦です。
相手は勢いのある理科大。
それがどうした。
「想い」を背負って、「100%」だしきって、「楽しんで」勝つ。

大丈夫。俺たちは強い。

2019年度主将  馬上 涼太







“Unfinished “

リーグ戦への想い 副将 野村征矢



「強い人間になりたい。
困った時、苦しい時、局面を変えられるチームの中心選手になりたい。」

そう決めたのが入部当初のこと。

高校では、勉強ばかりでほとんど部活ができない中、ドン底を経験してきた。
毎日がクソみたい。

そんな中、入学しラクロスに出会った。

とても新鮮だった。

そして、いがたつさん、太一さんのおかげでラクロスの魅力に惹かれていった。


月日が流れ、今最後のリーグ戦が今始まろうとしている。


「当たり前の環境を変えなければ一部なんてあがれない」

この1年振り返ってどうでしたか?
自分なりに環境を変えようと努力できましたか?

自分の答えはノーです。

部室は何回言っても汚くする。
未だに、寝坊はする。
人任せの人間ばかり。
継続できない。
朝早くこれるのに来ない。
アイシングのゴミは捨てない。

生活面を最低限できない人間が一部に上がれるのでしょうか。

でも、少しでもこの環境を良くしようと馬上キャプテンを中心に何回も考えた。

頻繁に行われるコーチとのチームビルドミーティング。

応援されるチームとは何か。
 
何回も渋谷に行った。

今のチーム状況を話し合い、改善策を立てて、それを実行する。

反省のやり方だったり、雰囲気の上げ方も工夫した。

オフェンスに関しては、武田コーチに変わって革新的にオフェンスを変えていく作業をした。


でも、少しの環境を変えるまででも多くの時間がかかった。
苦しかった。辛かった。

そんな中、少し当たり前の環境が変わり始めたと感じたのが、ゴールデンウィークの試合。

一部を相手に完璧な試合運びで勝った。


始めて、農大ラクロス部が変わる瞬間が見れた気がした。


成果が出た時はたまらなく嬉しかった。

こうみると、少しはチームとしての当たり前を変えれたと思ってしまう。

でも、まだまだ足りない。

やっと正解だったって思うのは一部昇格をしてからだと思う。


少しだけここからは個人的な想いを書きます。

チームに対して二つ心残りがある。

一つ目は副主将としてチームに貢献できていなかったこと。




4月にプレイヤー、MGだけでミーティングをして、各学年の良いところと悪いところをそれぞれ発表した。

「馬が頑張りすぎてる」各学年からこんな意見がでた。

これは間違いなく自分のせい。

副主将という肩書きがある以上、主将と同等かそれ以上に責任と覚悟が必要なのに。。。

なにもチームに貢献してない。
馬に任せっきり。
情けない。

自分自身、自由奔放で言いたいことを言ってしまう性格で周りに迷惑をかけてしまった。


でもあと少しだけチームの副将でありたいし、背中を見せてあげたい。
GBに寄る姿。
ショットを決める姿。
がむしゃらな姿。
すべてを見てほしい。




そして、もう一つは、遠慮されがちなこと。

農大では自分がみてきた4年間、ラクロスが上手い人あるいは上級生にそのプレーヤーより劣ってる人もしくわ下級生が物言いできない状況を多くみてきた。

実際に経験もした。

歯がゆい気持ちを後輩にして欲しくはない。

この人は上手いからなにも言えない。

今空いてたのになぜパス出せないのかとは言えない。

ミスしてもこの人なら次は上手くやってくれるだろう。

そんな環境に置かれてるチームはいくつもあると思う。

でも、そんな環境じゃ、チームや組織は強くならない。

その状況を経験しながら、新チームでそれを変えようとしなかった。

また、同じことを繰り返してしまうと思い。
あることをきっかけに(これはとてもじゃないけど言えないです笑)


馬に6月に同期ミーティングを開いてもらった。


「今まで、やってきたことを全部真っ白にして、一からまたみんなでやっていこう」
「ダメなことには誰にでもしっかり言えるようになろう」

当たり前のことかもしれないけど、実は組織としては難しいこと。

そのあと、変わったと言われればあまり現状は変わらない。

なぜか、まだ人任せだから。

少し遅かったかもしれない。でも変えたかった。

プレー中は上下関係ない。
誰にでもつっかかって、できなかったら厳しく言う。

一つのグラボ、ショット、クリア、ライド。農大にエースはいない。

ミスしたら、ユースなんて関係ない。

厳しく指摘する。
それを真面目に伝える。

伝えられた人は伝えた人の現象と本質を感じ取る。
そして、それを素直に受け止める。

これが1年間チームをみてきて、農大の当たり前を変える第一歩だと思う。

この2つの心残りを晴らすにはみんなの力が必要。



勝ちが全てを無にするから。




だから、これ以上ない景色を後輩の皆んなには見せてあげたい。

この4年間本当に成長させてもらったこのチーム、先輩、後輩、コーチ、そして両親に最高の形で恩返しがしたい。

どうやってシュート打ってるんですかとかせいやさんみたいになりたいですって言ってくれる可愛い一年生

私生活もプレー中もお葬式みたいに静かだけど、ラクロスに対しては熱い気持ちを持ってる2年生

人数が少ない中、持ち前の明るさでチームを引っ張っていってくれた、生意気だけど憎めない3年生


まあまあ頼りにしてる同期。


飯からなんまで付き合ってくれたバディであり親友のそういち


恋の相談、ゴーリーアップを最初から最後まで俺にさせてくれたちくま

今でも尊敬してるし、大好きなちょめさんとワイピ 


無茶振りに対応してくれた後輩のみんな

自分に関わってくれた全ての人達のために
も、


勝たなきゃ。
勝たなきゃ意味がない。

この4年間、強い人間にはなれなかったけど、最後のリーグ戦、まずは初戦、局面を打開してやる。

ひよったら、ボール回してくれ、点決めて、

全員の緊張和らげてやる。


4年間のunfinishが一部への finishへ。








“Unfinished “






【試合告知】
○リーグ戦初戦 vs理科大
8/20(火) 11:20FO 
@東京農業大学世田谷キャンパス


2019 サマー結果報告

こんばんは、1年MGのななです。

昨日行われたサマーステージの結果のご報告です!





*第1試合  vs青山学院β・大東*


〈1Q〉


F.Oerは#7吉岡。相手ポゼッションになるも、ボールダウンを#71湯本がGBしました。#6宮沢の右横ショットは惜しくもゴーリーセーブ。はじいたボールを#19近兼のショットが決まり、スコア1-0で農大一点リードとなります!相手のショットを#46安延がナイスセーブ。その後#26木村のショットが枠外となりますが、#6宮沢のパスから#7吉岡のショットが決まりスコア2-0となります!相手のショットが決まりスコア2-1となりますが、#88横川のショットが決まり、スコア3-1となります!#75小棚木が相手のパスをカット。そのまま#75小棚木のショットが決まり、スコア4-1で農大三点リードで1Q終了です!


〈2Q〉


FOerは#66海上。かきだしたボールを#6宮沢がGBし、農大ボールとなります。#6宮沢、#19近兼のショットが枠外、#26木村のショットがポスト、#7吉岡のショットがインクリでノースコアと続きますが、ついに#26木村のショットが決まり、スコア5-1で農大四点リードとなります!その後#75小棚木、#88横川のショットが枠外と果敢に攻め続け、リードを守ります。そのままスコア5-1で試合終了、農大の勝利となりました!


*第2試合  vs東京大学*

〈1Q〉


FOerは#7吉岡。相手ポゼッションからのスタートです。

相手のショットが決まりスコア0-1。その後相手のショットを四連続で#46安延が止めますが、惜しくも相手のショットが決まりスコア0-2。そして続く相手のショットを#46安延がナイスセーブ!そのまま#7吉岡に渡ってハーフを超えて#75小棚木にパスが通り、ショットがゴーリーセーブですがチェイスをとった#26木村が自分でゴール前まで運びショットが決まりました!その後相手のショットが決まりスコア1-3で1Q終了です。


〈2Q〉

FOerは#66海上。相手ポゼッションでそのままショットが決まりスコア1-4。ゴーリー#46安延から#吉岡にわたりハーフ超えますが惜しくもパスミスで。その後も#19近兼のチェックでボールダウンしましたがパスが通らず相手ボールとなり、相手のショットが決まりスコア1-5になります。その後農大ボールとなり#19近兼のショットが枠外ですがチェイス#88横川が取ります。そしてショットが決まりスコア2-5です!続いて相手のショットが2連続で決まりスコア2-7。その後惜しくも#7吉岡のショットが枠外、#26木村のショットが枠外と続き、最後に相手のショットが決まりスコア2-8で試合終了です。農大6点ビハインドとなりました。





結果は予選敗退となりました。すごく悔しかったです。

けれどここまで努力してきて全力で試合に挑んだ選手達の姿は本当に本当にかっこよかったです。


そして試合中の得点後にみんなで声を上げて喜んだり、GB!や切り替え!と叫ぶ、試合に出ていない時のベンチの選手らもみんな本当に素敵な仲間だなと感じました。







これからもっとレベルアップをしたチームとなって

チーム全体として強くなりたいです!必ずなります。


先輩方を始め応援してくださって皆様、ありがとうございました。客席から聞こえる応援の声とても嬉しかったです!

学年としても、応援されるチームとなれるようこれからも頑張っていきます、よろしくお願いします!!


"Unfinished"

MG なな