こんにちは。本日も我が地方、暑し。
今年最後になってくれればありがたいのですが。
さてそう言った訳で上高地トレッキングさいはての地を目指し徳澤を後にしたおじさん。
『みちくさ食堂』に別れを告げ、三たび森に入ります。
いい感じでプラプラ歩いていると左側に橋梁発見!
立て札には『新村橋』と書いてあります。
ネットのガイドにも載っていました。渡っても一般の方々は戻って来るだけって(笑)。
※確かどこかの登山道につながっているだけだったはず。
まあそれでも誰もいないし、せっかくだから渡るか(笑)。
幅は狭い。でもすれ違いは出来そう。吊り橋なので揺れる。だけどそれも楽しい。
何より困ったのは足元に渡してある3枚の板に森の住民の皆さん(私たちより毛が3本少ない奴ら)の、お食事の食べ残しや食べれば必然的に出る物がそこかしこに点在していた事。
それをよけながら歩く事に一番神経を費やしました(笑)。
だけど橋の上からの眺望はなかなかのものでしたよ。
新村橋を往復した後は元の山道に戻りトレッキング再開です。
多くの種類の花々が時に退屈になるトレッキングの中でおじさんの目を和ませてくれました。名前は1つたりともわかりませんでしたが(笑)。
上高地は前日までお天気が悪かったそう。その影響でしょうか、向かって左側の斜面から流れ出る水が川になって道を下って行きます。
はい、ここを上って来ました。他に道はないし(笑)。
そんなこんなで尚も歩き続けるとー
木々の向こうに建物発見!『横尾』に到着です!
『横尾山荘』前の広場もかなりの賑わい。
そしてその前にはー
『横尾大橋』。午前8時31分、到着~♪
早速渡ります。
上高地は本当にどこも水がきれい。水を見に来るだけでもいい!
橋を渡り切り階段を下りたところにはー
『ヘイ!トレッキングおじさんはここまでだぜい!』の案内板。
ごめん、もうちょっとだけ行かせて。どーしても見たいものがあるんだ。
で、一本道を尚も直進。
歩く事、20分・・・
ついに今回のゴールと決めていた『岩小屋跡』に到着。午前8時51分。
立て札の後方の岩は崩落する前は洞窟になっていてある種のクライマーの皆さんの準備や憩いの場になっていたそうです。
それはこの岸壁に挑むロッククライマーの皆さん。
『屏風岩』
その巨大さに圧倒されます。これに比べたらいかに人間の小さな事か。。。戦争なんかしてる場合じゃねーぞ。
※写真でうまく伝わらないのが悔しい。
※※ちなみに青空に浮かんでいるタクアンみたいなものはお月様です。
『運が良ければ岸壁を登るクライマーに出会えます』
ってネットに書いてありましたが、残念、この日はどなたもアタックしていませんでした。
だけど本日の目的は達成。ここまで3時間と少し。ああ良く歩いた。頬に当たる風が本当に心地よい。
岩小屋跡の道をはさんだ反対側が大きな石のガレ場になっていました。その先に川。その先に屏風岩。ちょうどテーブル代わりに使えそうな手頃な石が並んでいたのでこちらにて本日2度目のお食事タイム。
おにぎりとパンと水筒の水とスポドリを石の上に並べ、屏風岩を眺めながらのブランチはとっても贅沢な気分。
ブランチ終了後くつろいでいたら高校生くらいの男女10名くらいのグループがやって来て、
「ここで10分休憩をとりまーす。」
とのリーダーらしき若者の言葉があって、皆一斉にリュックを下し始めました。いいなあ、なんだかみんなキラキラしていて。
自分がいては邪魔だろうと挨拶をしてその場を立ち去るおじさん。皆さん気持ちよく挨拶をかえしてくださいました。
だけど今回、こうやって何人くらいの方々と挨拶を交わしたんだろう?自然は人の心を素直にしてくれますよね。何のてらいもなしに「こんにちは」とか「おはようございます」って言葉が口をつくのだから。少なくとも僕は(笑)。
(やっぱり頑張ってここまで来て良かった。)
僕はもう一度、屛風岩を見上げ、その雄姿を充分に目に焼き付けると岩小屋跡を後にしましたー
横尾に戻りベンチに腰掛け、靴を履きなおしていたらあわてんぼうのミツバチさんがおじさんの手に止まります。
「ヘイベイベー、おじさんの手の甲から蜜は出ねーぜ(笑)。」
さてさて上高地まではー
11km。あらっ?『槍ヶ岳』も一緒。槍、楽勝じゃん!
って思う事は絶対にありません。YouTubeや山の番組を見ていてわかっております。おじさんが今後こちらから槍方面に向かう事は生涯ありえないでしょう(笑)。
時刻は午前9時40分。さあ上高地に戻ろう。徳澤園のソフトクリーム🍦、待っててね。
それでは。