こんにちは。我が地方、午前中は涼しかったのですがこの時間になったらだいぶ蒸してまいりました。エアコン砲発動です!
では本編に。
奥宮参道に入ったおじさん。最初のうちは道も舗装されていて快適に歩けるのですが『一の鳥居』のあたりに来ると、
はい、たくさんの木の根っこがおじさんの前に横たわっております。鳥居向かって左側の柱の『熊出没注意』の看板に緊張感が高まります。
※ちなみに鳥居は四基ありその先にお社が祀られております。
そのうえ、周りには相変わらずもやが漂っている上に、ときおり頭上からも水滴がバシャバシャ落ちてくるので、まさに湿度100%。水の中を歩いているみたい。少し歩きづらい。
※前回はドピーカンの中での参拝でした。
ましてや参道はこんなだし。
参道はどこだ?(笑)
それでも一歩一歩進んでいくと
10分ほどで『二の鳥居』に到着。もはや道ではない(笑)。
このあたりまで来た時におじさんが一の鳥居をくぐってからずっと感じていた違和感の正体が判明しました。
それはー
(ここ、こんなにキツかったっけ?)
そんな想い。まあ道は悪いし、今回は木の根や石が滑るから足元には最新の注意をはらって進んでいるのですが、それにしても体力の消耗が半端じゃない。
汗は噴き出す息は切れるで、もうこの段階で青色吐息。不意に脳裏をよぎった感情が
(上高地の木道の優しい事よ。)
そんな一言がスッと浮かびました。
今回の参拝、確かに不安材料はありました。この酷暑でチャリ通勤やウエイトトレーニングをずっとサボっている事、それに前回からの加齢(これが1番大きいか)。そして当日の天候ー。
(奥宮にお参りできるのもこれが最後かもな。。。)
おじさん、どんどん弱気になります(笑)。でもここにいてもしょうがない。
(少し休憩を長めにとって水分補給も早め多めにとろう。)
と決め『三の鳥居』を目指します。
ところが歩いても歩いても、なかなか『三の鳥居』に到着しない。
(おっかしーなー。こんなに遠かったっけ。。。はっ!)
『遭難』
例の二文字が頭の中で点滅している!
道標はあるのですが、数は少なくてポイントポイントにしか立っていません。これも上高地とは大きく違うところ。
※まああちらは観光地ですから。
※※なんで上高地の話がよく出てくるかと言えば、どちらもおじさんが大好きな大切な場所だから。
その後、懸命に歩きようやく『三の鳥居』が見えた時にはほんとに少し泣きそうになりました。
(ここまで来ればあとちょっと!)
の、ような気がする(笑)。
その後、『四の鳥居』も発見!
鳥居をくぐって、何度かのアップダウンを繰り返し最後は石段と石壁の鎖場をのぼり切ればー
令和四年八月六日(土)午前七時三十五分、三年ぶりの『三峯神社奥宮』に到着!!!
汗を拭き身なりを整え、用意して来たお酒を供え御賽銭をあげます。そして日々の御加護の感謝と御礼を述べ、これからの幸せを祈りました。
お社の前にはお酒がたくさん。
ちなみにおじさんが持参したのは下段向かって左から二番目の『黒霧島』です。
※完全に自分の好み(笑)。
参拝を済ませたおじさん、もう一度お社の前に膝まづくと手を合わせ神様におうかがいをたてました。
(神様、私のお供え物はいかがでしたか?味わっていただけましたか?御満足していただけましたか?もうよろしいですか?。。。それでは失礼いたします。)
そうお伝えすると、おじさんは黒霧島をそっとバッグにしまいました。。。
えっ!持って帰るの?
って、そうですよ。だってもったいないじゃないですか。神様もきっとこれを望んでいらっしゃるはずー。根拠のない確信をおじさんは持っています(笑)。
そしてその後は境内をフラフラ。せっかくうかがったのだからすぐに失礼するのもなんですし、少しで体力も回復させねばー。(山は下るほうが大変ですし)
下界の景色はまるで見えません。
ちなみにこちらは3年前の8月。晴れればこんな絶景が拝めたのに。
結局こちらで30分ほど過ごし最後にもう一度頭を下げ、おじさんは奥宮を後にしました。
(苦しかったけれど来て良かった。でも次はあるのかなあ?)
偽らざる思いを胸におじさんは石段を下ります。
でも今回、鎖があって本当に助かった!
上る時は手すりでもどうにかなったのですが、下る時には石段の上方の石面がツルツル滑って鎖を使わなければとても下りられませんでした。感謝感謝感謝です。
さて下ったらご飯🍚だ。ブランチだ。
※10時頃の食事予定でしたので。
ごめんなさい、だいぶ長文になってしまいました。ちょっと休憩しましょう。
それでは。