今年も今年で三峯様は(笑)ーその伍 | 野田市で車検!小澤自動車修理工場三代目さんのブログ

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こんにちは。千葉県野田市で70年ほど続く自動車修理屋さんの三代目のブログです。
自分自身が関心のある事、感じている事を徒然なるままに綴ります。
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 こんばんは。あと10分ほどで日曜日だ!

 

 いやあGGG強すぎたわ。村田選手、大健闘でした(チャンプに対して大健闘は失礼か。)。4Rくらいまでは夢を見させもらいましたしー。

 

 GGG、凄いいい奴だって事は昨日の会見でも今日の試合後のインタビューでもわかりましたが、やっぱり村田選手に勝ってもらいたかったなあ。日本人ですので。

 

 だけど久しぶりにスポーツとしてのボクシングを見た気がしました。お二人ともお疲れ様。そしてありがとうございました。

 

 

 

 と、言う訳で本文です。

 

 無事『興雲閣』に着いた二人。

 

 まずは明日の朝一番の『御眷属拝借』の御祈祷を社務所にて予約。このために来ているのですから。忘れてはいけない(笑)。

 

 そしてチェックイン。今宵のお部屋は505号室。

 

 おっ!窓際のテーブルと椅子が新しくなってる!儲かってるな(笑)。

 

 荷物をほどき、しばしの休息。

 

 これからどうしよう?

 

 後はお風呂に入って夕食を食べてお酒を飲んでー

 

 それでは6時半には就寝になってしまいます(笑)。

 

 (どーすんべー。)

 

 と思案していたところ、奥さんからのリクエスト。

 

 「『展望の丘のカタクリ園』に行ってみたい!」

 

 話を聞けば『御仮屋』を更に進むとカタクリが群生している場所があるらしい。見頃は3月下旬から4月上旬。じゃあ今が見頃じゃないですか。

 

 山野草好きの奥さん、ずっと気になっていたそうです。

 

 「明日でもいいんだけどね。」

 

 いや、明日は明日の風が吹いて、どうなるかわかりません。まだ時間もあるし明るいし、今日行きましょう。って話が決まり(結果的にこれが大正解でした。)、フロントでうかがったところー

 

 この頃はあまり手入れもせず荒れはてた状態になっている。との残念な情報をいただいてしまったのですが、まあとりあえず出かけてみようと言う事になって。

 

 宿を出て右に折れ『えんむすびの木』を過ぎ『御仮屋』へ。

 

 「明日おうかがいします。」

 

 と、手を合わせ、迷わず直進。思い起こせば今まで何度もお邪魔しているのに『御仮屋』の先に行った事はありませんでした。初体験だ!

 

 坂を上り二股になっていた道を左に折れ、引き返し(間違えました。笑)、

 

 (まじこの道で合ってんのか?)

 

 急な上り坂に息を切らし、ルートを疑い始めたところで視界が開けー

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 これは雲なのか?龍神様の群れなのか?(笑)

 

 その後も歩き続け、少し下った前方に四方をフェンスで囲われている広いスペースを発見。

 

 かかっていた看板を見ると『カタクリ園』の文字(やた!)、とフェンスを立てた理由が書いてありました。

 

 なんでも動物が芽や草を食べてしまう為、足で踏み固めるとカタクリが弱ってしまう為、やむなくフェンスで囲ったそうです。

 ※だけどフロントの方のお話のように荒れた感じはなく、まじめに保護している姿勢が見え、好印象を受けました。

 

 「じゃあ仕方がないねえ。」

 

 と納得しつつフェンス越しにカタクリの花を探しますが無い。かけらも無い。

 

 「やっぱり今年は寒いんだよ。葉っぱはあんなにあるのに。」

 

 そう言って指をさす奥さん。まったくわからないおじさん(笑)。

 

 そのままフェンスづたいに歩きながらフェンス内を凝視しつつ、下り坂を進んだところで奥さんが突然叫んだ。

 

 「あった!」

 

 奥さんの視線の先を追えばー

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 おっ!

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 おおーっ!

 

 植物好きの奥さんの成せる奇跡か執念か?

 

 たった一輪、カタクリの花が可憐に咲いていました。

 

 「高山植物は花が下向きで咲くんだよ。」

 

 解説しながら嬉しそうに花を写真に収める奥さん。

 

 特別に日当たりが良い場所だったのか、花が咲いていたのは結局これだけでした。

 

 そして、この場所の少し先ではー

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 根本をご覧ください。

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 たくさんのつらら!

 

 ほんとに運が良かったと思うし、日頃がんばっている奥さんへの神様からのプレゼントだったような気がして仕方がありませんでした。

 

 

 

 それから満ち足りた気持ちで宿に帰還。いつものようにお風呂に入り夕食を食べお酒をいただき、いい塩梅の二人。歯を磨いて用を足して、時刻は22時30分ー。

 

 「今日も楽しかったね、ありがと。たくさん歩いたから疲れちゃった。少し早いけどもう寝るわ。」

 

 そう言いながら布団に入ったおじさん。スマホを見ていた奥さんの声を耳にします。

 

 「明日、雪だって。」

 

 「冗談でしょ?」

 

 いえ、冗談ではありませんでした(笑)。

 

 ー続く。

 

 (PS)

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 気圧の変化でパンパンに膨れたお菓子の袋。

 

 さすが標高1,100m!